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Heteroduplex / Without Words, Without Silence

型番 LA-19969
販売価格 2,200円(税込)
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禅の僧侶による『電子の共鳴箱』
宗教家としての視座から楽曲を描く……そんな試みを続けてきた現役の臨済禅僧が興したソロプロジェクトが「Heteroduplex(ヘテロデュプレクス)」だ。修行の傍らにアジアの聖地を巡って録りためたフィールド・レコーディング素材のコラージュと、親しんできた電子楽器のミクスチュアが無修無証の身体〜アンビエントに染み込んでゆく。それは、エレクトリカルな公案であり、経典を再編するかの如き意志による非ニューエイジ的な試みでもある。

2018年初頭に発動した『φonon(フォノン)』は、EP-4の佐藤薫がディレクターを務め、CDメディアを中心にエレクトロニクス/ノイズ/アンビエント──系のアルバム作品をリリースしている先鋭的レーベルだ。

2019年のトップを飾り、平成を締めくくるCDリリースの1枚は、臨済禅宗の現役僧侶によるソロプロジェクトHeteroduplex(ヘテロデュプレクス)のデビュー・アルバム「Without Words, Without Silence」だ。このタイトルは禅語の「離却語言(りきゃくごごん)」を表し、“言葉を発せず沈黙せずとも、離(主体)と微(客体)が一つになることは無い”の意。禅の公案では言葉を弄しあらゆる感覚器官から刺激を差し込み、体験と身体感覚に訴え悟りの契機へと仕向ける。本作は電子音を弄した公案であり、内向きの心地よさで世界への無関心を誘う潮流への禅的申し立てとも言えるだろう。

Heteroduplexの核となるのは、'80年代よりサディサッズやニウバイルのギタリストとしての活動も続ける五十嵐義秀。マッシヴなビートに絡む繊細に歪んだギターワークが持ち味。1990年からの仏道修行で収集したフィールド・レコーディングをコラージュし、禅的視座に立った作曲・演奏と整合させるソロプロジェクトと同時に、ライヴでは変異導入を意図する即興的デュオ編成で、臨機応変に相方を変えながら演奏活動を行うという“二本鎖”コンセプトも期待される。
(φonon)

『音は鏡に反射し、水には水月が映っている……』
(鈴木創士)

Heteroduplex(ヘテロデュプレクス)
五十嵐義秀。臨済宗僧侶、ミュージシャン。1963年千葉県生まれ。高校生の頃に音楽活動をスタートし、'80年代からはサディサッズやニウバイルなどのバンドでギタリストとして活躍。佐藤薫プロデュースによる多くのレコード作品を残している。1990年より京都の禅林にて仏道修行を始め、1999年〜現在まで現役の禅寺住職。2018年にHeteroduplex名義でソロ活動を開始。ライヴではデュオ構成で、相方を変えながら臨機応変な演奏活動を行う。“宗教家による非ニューエイジ・ミュージック”を身上としている。

1. No Torch in Tibet
2. No Delusion, No Realization
3. Homoduplex
4. On the Cliff
5. Trip to Luang Phabang
6. Melancholia
7. Adoration to The Blue-necked One
8. Without Words, Without Silence
9. Fear & Greed
10. Until We Meet Again
11. Strawberry Moon

ライナーノーツ:鈴木創士
ジャケットデザイン:内山園壬

Format:CD
Label:φonon (JP)


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