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AKSAK MABOUL / FIGURES (国内盤2CD)

型番 LA-20256
販売価格 2,800円(税込)
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80年代からいつの時代も世界各地のプログレッシヴかつ斬新な音楽や、ルーツ・ミュージックの新たな提示を実践してきたベルギー/ブリュッセルを拠点にする信頼のレーベル、Crammed Discsを創立するマルク・オランデル率いるアクサク・マブールによる40年ぶりの2枚組アルバム!!! 今までの歴史を全て注ぎ込み洒脱にニッチ・ポップの金字塔を打ち立てた感のある、聴けば聴くほど胃もたれせずに発見のある、素晴らしく豊かな内容! フレッド・フリス、タキシードムーンのスティーヴン・ブラウンなど、旧知の仲の面々がサポートしています。リスニング抜け感がサイコーーーです!

国内盤CDは、モッキージョセフィン・フォスター、フランスの面白レーベルLE SAULE(ル・ソール)などを配給するWINDBELLさんからのリリースで、マルク・オランデルが語るアクサク・マブール・ストーリーと、松山晋也氏によるライナーノーツ付きで、じっくりと楽しめます!













アクサク・マブールはなぜ特別な存在なのか。
それは彼らがアヴァンギャルドとポップ、あるいはシリアスとユーモアの両岸をまたぎながら絶妙なバランスで遊泳できる稀有なバンドだからにほかならない。

70年代前衛ロックの知性や技術から80年代ニューウェイブの鋭角性と直截さ、エレクトロニク・ミュージックの音響的快楽、そしてステレオラブやアニマル・コレクティヴなど現行先鋭バンドが持つロック/ポップ・ミュージックとしてのロマンティシズムとイマジネイション。
そういったものがすべてここには宿っている。

時代の流行などにけっして取り込まれることのない傑作が誕生した。

世界のインディペンデンド・レーベル界の静かなるゴッドファーザーの一人、マルク・オランデル率いるアクサク・マブール40年ぶりとなる第三作、全22曲収録の二枚組。

英米および日本の媒体による名盤選、ディスクガイドの類に登場することはほとんどない意図的に秘蔵されてた感すらある彼らのファースト、セカンド・アルバムは探求者であればいずれ遭遇することになる古典といえるでしょう。

名作“Onze Danses Pour Combattre La Migraine”(1977年)、2ndアルバム“Un Peu De L'Ame Des Bandits”(1980年)リリース後、マークとヴァンサンはThe Honeymoon Killersに合流、ベルギー、ブリュッセルを拠点にインディペンデント・レーベル、Crammed Discs(クラムド・ディスク)を設立し、過去40年に渡り、いつの時代も世界各地のプログレッシヴかつ新鮮な音楽を世界に向け放ち続けてきました。

アクサク・マブール名義の活動としては1986年に山本耀司のファッション・ショーの音楽を手がけたのが最後だったようです。(残念ながらこの音源はリリース・プランにあがりながらも未発表のままです。)

2015年、突如「かつて“未来のアルバム”だったEX-FUTUR ALBUM」という80年から83年にかけ制作されながらも、未完のままだった幻のアルバムを30年以上の時を超えて発表(このアルバムはVeronique Vincent & Aksak Maboul with The Honeymoon Killers名義)。このリリースは当時を知らない近しい若者たちの反応に後押しされてのことだったようです。リリース後のヨーロッパでの公演は彼らの前史を知らない若い聴衆に包まれているとのこと。

近年、新鮮な音楽を求める人々の関心、世界的潮流はメインストリームを別にすれば、明らかにかつての音楽産業の中心地からはなれつつあるという見方もできます。

レア・グルーヴ〜ヒップ・ホップのサンプリングソースとして再発見されたプラシーボ、コス、テレックス、前衛ロック連帯運動(Rock In Opposition=RIO)を通じて出会った、フレッド・フリス、クリス・カトラー、ミシェル・ベルクマン(ユニヴェル・ゼロ)、エトロン・フー・ルルーブラン、レ・テュー・ドゥ・ラ・リューヌ・ドゥ・ミエル/ハネムーン・キラーズ、ゼッテンネール(ZNR)エクトール・ザズー、ジョン・ルーリー、ピーター・シェラー&アート・リンゼイ、ラムンチョ・マタ、エルミーヌ、ファミリー・フォダー、タキシードムーン、デヴィッド・カニンガム清水靖晃、セイゲン・オノ、SONOKO、ザップ・ママ、サインコ・ナムチェラク、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、コチャニ・オルケスタル、タルティット、ヤスミン・ハムダン、アクアサージュ、ル・トン・ミテ、シンク・オブ・ワン、コノノ・NO.1、スタッフ・ベンダ・ビリリ、、、と彼らを取り巻く音楽家の輪は世界規模に拡がり、個々の音楽性は実にユニークです。

サブ・レーベル、SSR Records、Ziriguiboomの活動を含めるとMPBブラジル音楽〜スバ、ベベウ・ジルベルト、セルソ・フォンセカ、シベーリ、エレクトロニック/ダンス・ミュージック〜カレン・フィンリー、カール・クレイグ、4 Hero、DJ Spinna、Juryman、シャンテル、アシッド・アラブ、プリンス・トーマス、オプティモ、ジャイルス・ピーターソン、ヌーヴェル・ヴァーグ、モッキー、、、、と人脈はさらに拡がっていき、未踏の領域はないかのようです。

エチオピアのムハムッド・アハメッドのリイシューが1986年(仏Buda MusiqueEthiopiquesシリーズで再度紹介されるのは1999年のこと。)、Roots Of Rumba Rock, Vol. 1(Zaire Classics, 1953-1954)がリリースされたのは1991年のことでした。米Luaka Bop、NONESUCHもクラムドの後を追ったことになり、英DOMINOをはなれたフアナ・モリーナがヨーロッパのあらたなベースに選んだのはクラムドでした。

アクサク・マブールの音楽にはこれら広大な音楽世界へと誘う伏線があり、クラムドのリリース作品は内包していた様々なヴィジョンに共鳴、反射させ、具現化、進化/展開させた軌跡と見立てるのは早計でしょうか。

音楽について語る時、さして深く考えないまま流用している語彙の数々、カテゴリー、ラベリングの多くが的を射ず、すり抜けていく感が彼らの音楽にはあります。

先行者として声高に何かを語ることもありませんが現在の音楽と過去50〜70年以上前の録音物が並列で聴かれる今、アクサク・マブール、クラムドのリリース作品の数々がその後の音楽の青写真となっていることをあれやこれやの音盤に確認できるでしょう。
(WINDBELL)

Disc 1
1. AMONG THE NAEPORU
2. C'EST CHARLES
3. TACITURNE
4. SILHOUETTES
5. TRUE, FALSE, FICTIVE
6. HISTOIRES DE FOUS
7. SOPHIE LA BEVUE
8. FORMERLY KNOWN AS DEFILE
9. HOW SHOULD ONE READ A BOOK?
10. SPLEENETIQUE
11. SGRAFFITES

Disc 2
1. THE UNTRANSLATABLE
2. RETOUR CHEZ A.
3. DRAMUSCULE
4. EXCERPT FROM UCCELLINI
5. UN CAID
6. MARTIAL ARTS FOR BOYS
7. UN CERTAIN M.
8. INS BLEISTIFTGEBIET
9. FATRASIE PULVERISEE
10. QU'EST-CE QUE C'EST "MOT"?
11. TOUT A UNE FIN

日本盤特別収録
ライナーノーツ:松山晋也
マルク・オランデルが語るアクサク・マブール・ストーリー(2020年収録のインタヴューから抜粋)

2枚組CD/E式紙ジャケット
フランス語歌詞、英語対訳歌詞掲載
全25曲収録(日本盤のみのボーナストラック3曲追加収録)

Format:2CD
Label:WINDBELL (JP)

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