包帯人間 / 飛び石ダブ Stepstone
関西方面で活動していると思われる包帯人間のカセットが、なんだか良いんです! 気の抜けたようなピアニカやギターがエキゾ音階を千鳥足で歩むような、フワっとした聴き心地の良さの宅録ダブは、タマランちんです!!! 音楽を散々聴き漁った方のアフターにも、そっと寄り添いそうでオススメ。ハンドメイドなジャケやカセット本体もGOO〜〜〜! 包帯人間の音楽はシンプルだ。 淡々としたリズムに、どこか朗らかなメロディ。アーティスト名が表しているような怪奇的な印象を受けることはほとんどない。全体の雰囲気は、どちらかというとユルいし、能天気な印象さえ受ける。にも関わらず、確かにそこに漂う、ぬぐいきれないブキミさはなんなのだろうか。まるで人がそこにいること自体、何かおかしいことなんじゃないかと感じてしまうような感覚。 僕は、人が生きていたら、必ずにじみ出てきてしまう、よくわからない、なにか漠然とした渦が、サイケデリックだと思っています。そういう意味で、彼の音楽は紛れもなくサイケデリックだと思う。誰でもできることを率直にやることほど、誰もやらないことはない。 JAP KASAI(hoge tapes) Side A 1.カリヨン 2.ゲットー 3.置き石ダブ 4. pablo (interlude) Side B 1.飛び石ダブ 2.還って来た男 3.散歩した霊柩車 This album consists of guitar,synthesizer,electronics and suzuki melodion Format:TAPE Label:heit+it+it (JP)