型番 LA-4057 販売価格 2,530円(税込) 在庫数 Sold Out!!!

ジョナサン・リッチマン／シャッグス／細野晴臣／変態エキゾ狂に捧げるカルト・ラテン・カリビアン・キラー・アルバム!! ビリー・チャイルディッシュのバンドがラテン／カリビアン音楽をマイク一本で録った怪作で、これなんと1988年の作品！

■仕様■
詳細解説＆歌詞掲載／貴重写真多数／特製ケース

■解説■
ビリー・チャイルディッシュ
＊英語／日本語両掲載。

■このアルバムについて■
　英ガレージ・バンド、ジー・ヘッドコーツ／ミルクシェイクスを率いたボヘミアン作家でビート詩人でミュージシャンのビリー・チャイルディッシュがラテン／カリビアン音楽をプレイした一大怪作！これはカリプソなのかルンバなのかニューオリンズなのか、あるいはロックステディなのか判然としない怪しいごた混ぜラテンビートで演奏が繰り広げられる。定番パーティー・チューン「Tequila」に、セックス・ピストルズの「Anarchy in the U.K」もやっちゃった！マイク一本のみで一発録りした演奏のよろけ具合も味わい深く、そのノリと仕上がりは「Rock 'n' Roll with Modern Lovers」（ジョナサン・リッチマン）あるいはシャッグスを思わせる。ハリー細野マニアそしてエキゾ音楽ファンも楽しめること請け合いの愉快な名盤！

＊実はこのアルバム、ビリーがアイディアを思い立ってすぐにメンバーをかき集め（初対面3名含む）、皆で会ったその日にいきなり録音（しかもリハ無し）して1日で仕上げたという勇ましい伝説を持つ。

■収録曲■
1. Rum 'n Coca-Cola (Amsterdam/Baron/Sullavan)
2. Underneath the Mango Tree (M.Norman)
3. I Love Paris (Cole Porter)
4. Long Tall Shorty (Covay/Abramson)
5. Capt'n Jack Is Boss (Blackhands)
6. Sen' Me To The 'lectric Chair (G.Brooks)
7. Anarchy in the U.K (Spunk)
8. Three Blind Mice (M.Norman)
9. Tequila (Chuck Rio)
10. Yella Skinned Babys (Childish/Wilkins)
11. Dread Luck (Lee Perry)

■収録曲（簡単）解説■
「Rum 'n Coca-Cola」はトリニダードの1930-40年代の流行歌で、トリニダードに来た米進駐軍との出来事を河原版にして歌ったカリプソ曲（てか、カリプソってみんなそう）。アンドリュー・シスターズが歌って世に広まった。「Underneath the Mango Tree」と「Three Blind Mice」は007シリーズ第一作「Dr. NO」挿入歌となったモンティ・ノーマン作曲の知る人ぞ知るイギリス人の書いたカリプソ風？エキゾ曲。イギリス人らしい選曲センス。「I Love Paris」はコール・ポーターのロマンティックなスタンダード（でもこんなにワイルドになってしまった）。「Long Tall Shorty」はイギリスではなんといってもTHE KINKSの曲！ってなるのだろうが、オリジナルは米の黒人シンガー、ドン・コヴェイのもの。「Capt'n Jack Is Boss」と「Yella Skinned Babys」はバンドのオリジナル。後者では日本の国の名前が出てくる。黄色い肌のベイビーだからだ。「Sen' Me To The 'lectric Chair 」は恋人の喉をかき切った犯人が、地獄への旅に出たいから電気椅子に送ってくれと裁判長に懇願するド・ブルース。ベッシー・スミスのヴァ−ジョンで有名。「Anarchy in the U.K」はもちろんピストルズのお騒がせ曲だが、フレイジャーコーラスのと並ぶ2大名カヴァ−版と讃えたい。こういう手もあったか！「Tequila」はおなじみチャンプスの馬鹿騒ぎパーティーチューン。要は皆で一緒に「テキーラ！」と叫びたいその一瞬のために演奏している曲（そうだろ、違うか？）「Dread Luck」はリー・ペリー／アップセッターの初期曲、あのピロピロオルガンのチープな（それが最高なんだけどね）インストをスカ・チューンにアレンジしたキラーカット。教えず（知らずに）にプレイしたらレゲエファンが飛んできた「これ、なんすか〜？」。

Format：CD
Label：EM RECORDS (JP)

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