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触媒夜 / 沈行 (CD-R盤)

型番 LA-19912
販売価格 1,500円(税込)
購入数

明大前にあった伝説のレコード屋、モダーンミュージックにて1986年に30本ばかりカセットで販売されたという東京アンダーグラウンドの最深淵部、触媒夜の「沈行」が、地下音楽不法集会「盤魔殿」の2019年総轄として開催された第1回『輝く、盤魔殿レコード大賞!!!』(※ちなみに1位=大賞は、当店にてロングセラー中の走馬灯映像コラージュミックス、脳BRAINSurfin' L.S.D」です!)にて、なんと2位に選定され度肝を抜いていたところに到着したオリジナルCD-R再発盤!!! 音楽を観念的に追究するあまり「アッチ側」の扉を開けてしまい、入り込み、居座り、どれどれと探索しているような、あぶな〜〜〜いディープ音響作品。トラック2は更にヤバくて(ロスアプソン・スタッフの一人は「オバケが出て来そう」と思わず口走っていました…)、なんだかジリジリとしたシャーマニックなムードまで漂い、只事ではありません。さあさあ、ハードコア・リスナーのみなさん!ジャパニーズ・カルト音源の真打ち(?)が遂に蘇りましたよ!!!
(山辺圭司)

パンクスの内田氏から誘われて始めた“すももバトルズ”は、ギター(松岡)、ドラム(内田)、ベース(不定)というごく普通の編成だったが、ボーカルを入れる気は全くおきず、いわゆる曲と云うものを演奏する発想が皆無だったのは何故なのだろうか? あたりまえの様に12小節ブルース進行での即興を長々と垂れ流していた。徐々に3コードの進行感が邪魔になり2コードへ、そして1コードへと。トーナルセンター(主音)と機能和声が無意味化し、無調感が強くなるのは当然の流れか。最後には完全になにも無しのフリー・インプロ状態になり「さすがに“すももバトルズ”はないよね?」とバンド名を“触媒夜”に変更した。ちなみに“すもも”は飼っていた黒猫の名前。

ベースの和智氏が参加してメンバーが固まったが、このお定まりの編成では音が埋まり過ぎるきらいがあり思ったほど遠くまで飛ぶ事ができない。根本的な変革が必要になった。私はギターから金管楽器型CVコントローラーでモノ音源を演奏するウインド・シンセサイザー(D&K ADVANCED WIND TYPE III)に…、内田氏は生ドラムからPearlのシンセ・パーカッション(SYNCUSSION)に移行。一年ほど試行するうちにイメージも固まりこの「沈行」を録音。今は亡き生悦住英夫氏のモダーン・ミュージックで30本ほど販売したように思う。

次の段階として、私は微分音ピアノ(通常の12音平均律から外れた等分音程律)に移行し、音の抽象度が高まるにつれ肉体的な情緒感が希薄になり、妄想していたイメージにより近くなっていった。この形態で十数度のライブを行ったが、和智氏が謎の脱退。ベースに転向した内田氏と2人で活動を続けた(灰野敬二氏のソロ・アルバム「滲有無」の冒頭7分ほどにこの頃の微分音ピアノが収録されている)。

今思うと、“触媒夜”は《完全に感覚にゆだね得る新しい演奏形態の一つの形》を探していたような気がする。《感覚にゆだね得る》に即興演奏以上の有効な手段が有るのだろうか? 未聴感という要素も必然と思われた。となると、ほとんどの音楽形態をバロック期から支えて続けてきた<トーナルセンター(主音)が支える機能和声>という便利な手法を現代音楽の様に否定する(=前提とする)のではなく、それらと全く無縁な地平に種を撒き育てるしか手はないのではなかろうか? しかし、聴く人の心に多少なりとも響かなければ意味が無い。そこが永遠の課題であり続けるのは特定の文化的背景を持たない音楽形態の宿命と言えよう。

「沈行」を耳にした灰野敬二氏からのオファーで始まったのが“滲有無”。2年ほどは灰野氏と私と内田氏の3人で活動していたが、内田氏が謎の脱退。しばらくは2人だけの時期が続いた。このシンプルな構成ゆえにかライブごとにそれぞれ違う楽器を試していたのを思い出す。「悲翼紀」(ライブ録音盤)で私が弾いているドローン・ベースは2人の頃に確立した最も心に残るサウンドだ。

ふたたび今思うと“滲有無”も私にとっては《完全に感覚にゆだね得る演奏形態の一つの形》を模索する終わりなき「沈行」だったのかも知れない。
(松岡隆史)





Track01 27:52
Track02 30:38

触媒夜
松岡隆史:Wind Synthesizer
内田静男:Pearl Syncussion
和智三千男:Electric Bass

Recorded Studio Live at STUDIO MONTE AZUL Ikebukuro Tokyo Japan

Format:CD-R
Label:-

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