EP-4 [fn.ψ] / OBLIQUES
EP-4の佐藤薫とPARAやEP-4のサポートなどマルチに活動する家口成樹の2人によって2015年に組まれたユニットEP-4 [fn.ψ]。ラップトップ・ガジェット、シンセサイザー、エフェクターなどが織りなす即興的音の立体空間は、ノイズでありアンビエントでもあるという対語的多面的要素を見事に融合した音のアマルガムを構成する。 「OBLIQUES」は2017年6月大阪で行われたライヴの演奏を収録した作品だ。フィールド録音の変調や現実音を切り取って即興編集される佐藤のソニックスコープと純正律チューニングを自在に操る家口の重畳的シンセサイザーが、ときにストリームのように、ときにはフィルミーに立体的な音空間を織りなす。ライヴ丸ごと60分、ノンストップのノイズ・セット! (φonon) ※ [fn.ψ]=[ファンクション サイ] 『二人の演奏者の強固な意思によって秩序立てられた音場は、地中やら成層圏やらを軽やかに漂いながら、突然真空から生え出た巨大な構造物のように振る舞う……山本精一』 1. Panmagic 2. Enantiomorphs 3. Sonic Agglomeration 4. Pluralism 5. Pogo Beans 6. Hyperbola 7. Diagonal 8. Flyby Observations 9. Plural (outro) ライナーノーツ:山本精一 パッケージデザイン:Material Format:CD Label:φonon (JP)