Yoshi Wada / Lament For Rise And Fall Of The Elephantine Crocodile
ラモンテ・ヤング、デヴィッド・ローゼンブームと並ぶサイケデリック麻薬ドローン超常作品、世界初CD化!!!!!! ヨシ・ワダ。この伝説のアーティストの作品に接したことがある人ならば、名前を聞いただけで総髪逆立つ快感に襲われるにちがいない。 1943年京都生まれで、60年代末にニューヨークに渡り、ラモンテ・ヤングの永久音楽劇場に参加。フルクサスの作家としても知られている。現在もインスタレーションや実験的舞台のための音楽等、多彩な活動をしている。 実は彼のフルアルバムはLP 2種類のみで、いまや万単位で取り引きされるレア名盤となってしまっている。そのヨシ・ワダの最高傑作として名高い『ラメント・フォー・ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ジ・エレファンタイン・クロコダイル』がついに復刻された。オリジナルマスターテープからの、彼の初のフルCDなのである。 1000mの地底からの呼び声のような、倍音に満ちたディープ・ヴォイス作(ラモンテの師匠パンディット・プラン・ナートから学んだ発声法による)と、バグパイプを組み込んだ自作楽器とヴォイスによるサイケデリック麻薬ドローン。高音質マスタリングでドラッグ度も最高、更にエディット無しの完全版を収録!これらラモンテの影響も明らかな音楽は、一度聴けば即刻天国に連れていかれ、そのまま戻ってこられないほどの最強アイテムである!! ■本作の仕様■ ★96khz/24bitデジタル・リマスター ★エディット無しの完全ヴァージョン収録 ★解説/歌詞/写真掲載 ★特製紙JKT/オリジナル・ジャケット ■ヨシ・ワダ・バイオグラフィー■ (ヨシワダ自筆ライナーノートより抜粋) 私は1943年に京都に生まれ、1967年に京都市立芸術大学を彫刻科の学士を得て卒業、同年ニューヨークに渡った。その頃は激しいベトナム反戦運動が起こっていた。抵抗勢力は反体制へと発展し、ヒッピー文化が栄えた。それはウッドストックやニューエイジ指向を含む大きなカウンターカルチャー時代だった。アメリカ文化は日本とはまるで違い、その環境は私にあらゆることを試みるという影響をもたらした。自分は無邪気な子供で、(ものごとに興味をもって)実験し体験した。 1968年以来、私はフルックス・ボックスやフルックス・マス、パフォーマンスやコンサートといったフルクサスとその活動に没頭していた。私はラモンテ・ヤングやパンディット・プランナート、ジェームス・マッキントッシュ(スコットランドのバグパイプ奏者)等と一緒に音楽を学んだ。 音楽の作曲やパフォーマンス、双方向性のサウンド・インスタレーションや音響彫刻を制作しており、主な作品はザ・キッチン(ニューヨーク)、アメリカ現代音楽祭、ホイットニー美術館ビエンナーレ、芸術アカデミー(ベルリン)、シドニー・ビエンナーレ、ドートンヌ・フェスティバル(パリ)等で、サウンド・インスタレーションはニューヨーク科学館、エミリーハーヴェイ・ギャラリー、ホイットニー美術館、PS1ギャラリー(ニューヨーク)、ヴェニス・ビエンナーレ、アルス・エレクトロニカ、ジャック・ドンギー・ギャラリー(パリ)で展覧会がもたれた。 またグッゲンハイムを始め国立芸術基金、D.A.A.D.(ベルリン)、NYSCA等から助成や賞を受けた。 Format:CD Label:OMEGA POINT / EM RECORDS (JP)