Hair Stylistics / Wild Hair Style
前作はスタジオ・ライヴということもあり、轟音とユーモアとが折り重なったワイルドなサウンドを繰り広げた中原昌也が、本作ではゆったりとした時間の流れの中で、大いなる物語を語り始める。目に見えぬ、誰からも振り返られないものたちをその反復の中で呼び寄せ、彼らに彼らの物語を語り始めさせるかのような、深い奥行きから音が聞こえてくる。16分に及ぶ「R.I.P. Old Dirty Bath Towel」(タイトルは、ウータン・クランのメンバーでもあったオール・ダーティ・バスタードへのリスペクトでもありパロディ)は、ひとつの音のサーガでもあるような大きな展開を見せ、今後のヘア・スタイリスティックスの方向を暗示させる曲ともなっている。本人描き下ろしによるパロディー・ジャケット。 Format:CD Label:boid (JP) <月刊ヘア・スタイリスティックス/バックカタログ!!!> ■Vol.12“Big Audio Dynamite Shit” ■Vol.11“I WAS GAY” ■Vol.10“Singing For The Justice” ■Vol.9“Loops” ■Vol.8“Welcome to the Future” ■Vol.7“Two Things... and Harmony” ■Vol.6“Wild Hair Style” ■Vol.5“30 Minute Panty People” ■Vol.4“Electric Success in the Ghetto” ■Vol.3“Hard Marchen” ■Vol.2“GRACIA A LA VIVA” ■Vol.1“POP BOTTAKURI”