型番 LA-18007 販売価格 2,648円(税込) 在庫数 Sold Out!!!

Gal e Caetano Veloso「DOMINGO」のように永遠に聴けるオールタイム・マスト盤!!!　こちらは、ペルーIEMPSAから「Lo Nuevo de Chabuca Granda」としてリリースされていたCDと同内容のスペイン盤となります。





ぺルー、そして中南米を代表する歴史的作曲家チャブーカ・グランダ。彼女の作った曲は、世代や地域を越え、中南米カリブは勿論ヨーロッパなどでも親しまれてきましたようです。日本でも古くからのラテン音楽ファンやワールド・ミュージック・ファンには、マストなアーティスト。また40歳代より下の世代には、ブラジルのカエターノ・ヴェローゾが1994年に発表し世界的に大ヒットした全編スペイン語曲集アルバム「フィーナ・エスタンパ」でチャブーカの代表曲を取り上げ、アルバム・タイトルにもしたことでお馴染みではないでしょうか。

ペルーの首都リマは、その昔スペインの植民地支配の拠点であり歴史も古く、新大陸独自な豊かな文化（クレオール文化）が花開きました。音楽に関しても、ヨーロッパ、アフリカ、そして先住民のインディヘナの音楽が融合し、その融合の割合により様々なジャンルが出来上がっていきました。

その中の代表的なものの一つが、ムシカ・クリオージャと言われるもので、ヨーロッパ起源のワルツ（3拍子）を核に、アフリカ的なリズム感（4拍子）などが融合し、多少のインディヘナの特徴も見いだせます。

チャブーカ・グランダは、そのムシカ・クリオージャを高度に洗練させ、前述の「フィーナ・エスタンパ」や「ラ・フロール・デ・カネーラ」などの名曲を多く残し、“ペルーの貴婦人”と呼ばれ尊敬される存在です。

彼女は元来作曲家ですが自身でも歌を歌い、その歌声はいかにも作曲家らしくけれんみのない朴訥としたものですが、その分曲の良さがストレートに伝わりかえって深い味わいを感じることができます。

本CDは、彼女が1968年にペルーのイエンプサ・レーベルに録音しながら、お蔵入りになっていた貴重な録音の初CD化です。ギターとカホンをバックに、まるでライヴのように歌い継いでいきます。この時期のラテン音楽の録音には珍しいそのフリーで自然体な雰囲気が、このアルバムを独自なものにしているわけですが、リラックスした歌唱といい、バックのギターの多分にジャズ的なフレーズの使用といい、ボサ・ノヴァや最近のアルゼンチンのアコースティックなミュージシャンの録音に通じるものが垣間見られ、とても新鮮に響いてきます。

以前からのラテン音楽ファンは勿論でしょうが、最近の中米音楽ファン、さらにはアーバンなアコースティックものを好きな方にも是非聞いていただきたい内容です。
（ディストリビューター・インフォメーションより）

1. La valse creole
2. Ese arar en el mar
3. Un barco ciego
4. El fusil del poeta
5. Conquistador [en el ala del tiempo]
6. Maria Suenos
7. Pobre voz
8. Vertigo
9. Alfonsina y el mar
10. Paracuta / Para cantar
11. En la grama
12. Volvere
13. Las flores buenas de javier
14. Chiquilin de Bachin
15. Manana will be tomorrow

Format：CD
Label：Nuevos Medios (ESP)

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