虫ミュージック / 月へ行くなら
今は亡き、吉祥寺にあったスカムショップ「東風」店主、露骨キットによる、ファンシー・エレクトロニカ・ユニット「虫ミュージック」2002年発表の2ndアルバム。DJ MIXのように全曲をBPMで合わせ、繋げたノンストップミックスになっている。現在ではとても、あやまんJAPANの作詞を手がけているなんて嘘のような繊細で、前作より泣けるトラック・メイキングに驚嘆(当時は、泣き虫ミュージックとも言われてた)。レコーディング・エンジニアで永田一直が全面参加。17トラック69分収録。 1. ブルーベリー 2. 群生相特有の黒化現象 3. 月へ行くなら 4. 「プラントオパールを集めろ!!!」 5. 自然集結 6. 西を牛耳る民族 7. 「佃煮だけはかんべんだ」 8. バッタ前史 9. 両国間都市 10. バッタ醤油が滲むまで 11. ニルスウドは屋外に限る 12. わが子を喰らう 13. 新世界 14. 蝗神蹴爆ジュジュ・マン 15. 「何と引き替えに、何を残せたら…」 16. シートピアの夢 17. 月に行けたら〜波に消える声 【リリース当時のプレス資料】 ●一個体の突然変異が大増殖して無敵となったバッタ一族は、食料と安住の土地を月に求めた。 ●虫ミュージックは、新進のエレクトロニカ/音響アーティストで、音響系インディーレーベルの数々のコンピレーション・アルバムへの参加、都内クラブでのライブ活動を活発に行っており、2001年3月にはトランソニック・レコーズのサブ・レーベル“BEAUTIFUL CHALLENGE”より1stアルバム「ワーム・ワームの大冒険」を発表。その素朴なエレクトロニカ・サウンドは“こどもオウテカ”、“図工エレクトロニカ”とも評され、静かながら反響を呼びました。2002年4月にはトランソニックのコンピレーション・アルバム“TRANSONIC 11”に参加。“こどもトランス”とも言えるトラックで新境地を開きます。 今回発表の2ndアルバムは、突然変異で大発生したイナゴが月を目指して大移動するという物語をその“こどもトランス”路線を軸にサウンド化するという独特の方法論で作り上げたコンセプトアルバムです。 ●DISCOGRAPHY ワーム・ワームの大冒険 1stアルバム 2001年3月発表 BEAUTIFUL CHALLENGE BC-004 TRANSONIC 11 コンピレーション・アルバム(1曲参加) 2002年4月発表 TRANSONIC DDCL-1017 ※未開封サンプル盤。ご了承のお客様のみご注文下さい。 Format:CD Label:TRANSONIC (JP)