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Keiji Yamabe / LIFE SOUNDS 3

型番 LA-19531
販売価格 1,380円(税込)
在庫数 Sold Out!!!

1990年代後半から2000年前後の時期にロスアプソン店主・山辺が住んでいた、大家さんの庭で四季折々の花が咲き、たくさんの鳥たちが飛んでくる素晴らしい場所だった「スカイマンション」にての録音。

その頃はフィールド・レコーディングに非常に興味を持ち(小杉武久「音楽のピクニック」などにも影響され)、後に楽器じゃないもので公園にて没入フリーセッションをする活動として、BUKATU(私、WOODMAN、OM(現TELEPATHY)、37AZuzu等)へと発展(?)していくのですが、その原風景的録音シリーズで少数のみ自主制作カセットで販売した「LIFE SOUNDS」3作をCD-Rバージョンで限定枚数リイシュー!!! DOMMUNEのPA等で数多くの現場を渡り歩く才女、Nancyのマスタリングでフレッシュに蘇りましたっ! ビックリマンシール・サイズの「LIFE SOUNDS」ステッカー付き。

■LIFE SOUNDS 3
短波ラジオ使用の哀愁ワープ・ホワイト・ノイズなTRACK 1。ノリノリのダンスミュージックが流れる部屋での一人モゾモゾ録音TRACK 2。この時期は、ほんとモゾモゾ/ガサゴソした音に興味を引かれていました。サラ・ヴォーンを外部エフェクトしたTRACK 3。マーラーの曲を録音しようとしたら接触不良で最初は片チャンネルしか出ていなかったのが、曲のクライマックス部で繋がり、両チャンネルめでたく鳴る感動の(?)メモリアル・ダビング記録TRACK 4。〆のファンキー&パンキー・オマケTRACK 5と、むちゃなバラエティ感が楽しめます!(苦笑)





あれからいろんなことあったけど今になって山辺さんがまたこれ投げてきたの偶然じゃないと思ってる。おれは目に見えないものも信じてるから音楽を信じてる。これはおれが信じてきた音楽。
宮原秀一(サーファーズオブロマンチカ

───

3枚のCDRに及ぶ、ゴソゴソガサガサと初期衝動ぶっきらぼうでラフなドキュメント音の記録をいろんな距離感で向かい合ってみて、その音の素っ頓狂な無邪気さや、ハッとさせられる瞬間瞬間を体感しながら、山辺さんのピュアな音愛と原風景をあらためて再確認しながら、現在、そして未来へと繋がっていくであろうロスアプソンの日常と時の流れを感じて、想像して、、なんだか無性にグッときています。ライフサウンド。
COMPUMA

───

日常の中に存在する何か 天ぷら屋の賄いを作りながら聴く音楽 そして出来上がるモロヘイヤの天丼 天気は雨 味噌汁の味を確かめながら広がる出汁の風味 洋風???
僕の部屋は道路に面しててうるさい様な気がするんだけど日常の事なんで毎日存在する色々な音、そんなのがスピーカーから室外から…内なる何かから混ざってしまってLIFE SOUNDS!!!
DJ DISCHARGE

───

スクラッチたち

『ライフサウンズ』。
当時も聴いてはいたけど、なんでヤマベが歯を磨く音を聴かねばならないのか!
鴉、飛行機、小鳥、車の走行音、くしゃみ、咳、工事車両の運機音、接触不良音、鼻すすり、雨上がりの音しゃぶりたち…と録音自体の初期衝動に溢れた音しゃぶりでもない録音たち。

最近、角田俊也による『エクストラクトフロムフィールドレコーディングアーカイヴ』を聴く機会があったけれど、「録音」を持続している角田さんは、「時間」と「空間」についてこう述べている。

…「場所」という言葉は具体的な位置を示す。「空間」は特定の自然数の集合でも、仮想世界であっても構わない。フィールド録音は観察対象を現実空間から切り取る作業である。それは断片を作る作業であり、サイトスペシフィック作品とは反対の方向性を持つ…

フィールド録音の角田さんといえば、自分にとってはなによりも「老人たちの早朝ラジオ体操」とその後を録音した『月刊 現地録音』の角田さんだけど、その老人たちの早朝ラジオ体操とその後は、2019年の山形でヤンリーナーの『老人』(『老頭』)でも体験することができた。

「ライフサウンズ」は断片を作る作業でなくて、部屋の中で演奏したり、演奏をやめたり、スクラッチ未満らが密談したり掃除と演奏の境界がなくなったりというなしくずしのあらぬことで溢れてる。

この音いいね…この音ヤバとかの仕事を約四半世紀前にやめた身としては(パリペキンレコーズ閉店は24年前)、ヤマベがなぜこれらの録音をいまになってリリースしているかはわからないけれど、「ライフサウンズ」は、いわゆるフィールド録音とか逸話的音楽などとは無縁の、歯みがきと演奏の境や掃除と演奏の境界がなくなっていくようなぼんやりとした引っ掻きまわしやその放置っぷりがばかばかしく際立っている。音のピクニックといったら、なんか最低限のピクニックの準備が必要な気がするが、準備すらしてない。

「大家さんの庭で四季折々の花が咲き、たくさんの鳥たちが飛んでくる素晴らしい場所だった「スカイマンション」にての録音」…は部屋の中にばかばかしく放置された四季折々のぼんやりした聴くことをいろいろ区別しない亡霊たちの放置に溢れてるけど、もはや日本には四季折々などというものなんてない。

Nancyさんのマスタリングがかなりいいせいか、日常の床掃除から畳スクラッチ(!)に至るパートにいたって…ばかばかしい巨大な飴がうっすら出来上がりそうな頃に唐突に終わる録音。

レコードや床か畳かもう何を擦ってようがもはやどうでもいい。『ライフサウンズ2』は、掃除機たちのトイ・ストーリーな明晰夢からはじまるすてきなあらゆる排気音を食べなさいな幽霊たちからはじまる。『ライフサウンズ3』の洪水カズーエラケストラ。瓶の中の光でアホらしく行き倒れの脱力。
4…は…ないのか。
虹釜太郎(無機むき音響研究所)

───

僕はフィールドレコーディングとかニューエイジとかミュージックコンクレートとかアンビエントとかエレクトロアコースティックとかそういったジャンルや呼称一般が嫌いなのだ。それまでなんだかわからなかった音が誰かがそう名付けた途端に「これはこういうものだ」と断定されたような気がして。

では、これらはなんなのか。物音のようだが切り取られて作品化されているということはなんらかの意図が反映されているに違いない。演奏らしき部分も聴こえてくる。音釣り?

あ、これはそうだあれだ、「ヤマベのサイケデリック・ブレックファスト」に違いない!
石原洋

───

「何がやりたいのか全くわかんない!」が褒め言葉になる集落の似合った青春ダイアリー。何回聴いても覚えてないパートがあるのはなぜですか?「一回性の神はリリース予定のないデモに宿るの♪」と微笑み森へと消えたマダムもきっと気に入るでしょう。

生活音/摩擦音/共鳴音/雨音/再生音/胎内の郷愁を誘う雑音/バイノーラない物音etcを切り取っては目を光らせる偏執狂の足跡を辿る3枚組は、過剰サービスやいいねフォビアに毒された現代人にぶっかける消毒液か? 皆が私的な熱狂を持ち寄る不協和音に居心地の良さを感じたロスアプ西新宿時代のYoung Bloodsを輸血したい方は、奇を植えた男のルーツを辿ってみて下さい。
SAMPLESS

※音が唐突に切れる箇所がありますが、故意的な編集です。CD封筒ケースの色が変わる場合がございますので、ご了承下さい。

Format:CD-R
Label:-

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