V.A. / DIGITAL ZANDOLI 2 (2LP盤)
1980〜90年代にかけての西インド諸島にてシンセサイザーやドラムマシーンを導入し、ディスコやブギーを咀嚼したトロピカル・カリビアン・サウンドを世に送り出したズーク・ムーブメントからセレクト&コンパイルされた、ゆるくてホッコリするしかない弛緩ダンス・サウンドに骨抜きにされますっ!!! 当店推奨の「高円寺バレアリック」とも共鳴する仮想楽園で戯れましょう〜〜〜♪ 既に海外の音楽マニアにも評判の「DIGITAL ZANDOLI」シリーズの第二弾、やっぱロスアプソンでも大推薦ですっ! (山辺) 80〜90's“ワールドミュージック”の全盛期におけるフレンチ・カリブ諸国の音楽、ZOUKをディグ。 VOL.1のコメントにも書きましたが、ZOUKというのは当時のバブリーでイナたいシンセ音楽かと思ってましたが、こうやってコンパイルされると発見ありまくり。カリブ/中南米の人が、初めてリズムマシンやシンセを操り、カリビアンな訛りを経由して誕生した、ディスコでラテン・ポップな膨大なトラック。その中から、NU DISCO/バレアリック以降のセンスと、いまにAORやシティ・ポップに触れる感じでコンパイルしてくれてます。 00年代にはDJやワールド業界人たちにほとんど見向きもされなかったのですが、バレアリックとは違う質感で、見事にハイセンスなコンピに様変わりのPARADOX。しかし、アメリカのディスコの“黒さ”よりは、中南米リズムの浮遊感と泣きのメロディが活かされた、不思議な解釈があったもんです。 素晴らしい着眼は、ヨーロッパのディガー且つフィクサー、Heavenly Sweetness/Diggers DigestのJulien AchardとNico Sklirisによるもの。VOL.1は、RAのベストコンピレーションの2016年の4位にも選ばれ、国内では「深夜喫茶♪ロスアプソン?」界隈、bonoboのseiさんもピックアップ。セレクターの2人はRush Hourの20周年パーティでDJ NOBUとも共演というナイス振れ幅。最高! VOL.1より、また進んでますな。 (Shhhhh) Side A 1. COCO, FABERT / BAN DI FWAN 2. WACH'DA / CONFRONTATION (INSTRUMENTAL) 3. MICHEL ALIBO / FOU, JALOUX Side B 1. OSMOSE / MELODI 2. JULIANE / BLANC E NOIR 3. CHAMPAGN' / L' ANMOU AW Side C 1. JO STAR / DEMARE MWEN 2. ALEX ROSA / SISTEM 3. PATRICK NUISSIER / POU QUI CA Side D 1. VIK'IN / TENSION LA KA MONTE 2. JOYEUX DE COCOTIER / PINA COLADA COCO LOCO 3. DJEMINAY / SUN PLASH Format:2LP Label:HEAVENLY SWEETNESS (FRA)