COMPUMA / MUZIK4TELEWORK
昨年2020年5月、SUPER DOMMUNEにて配信されたプログラム「MUZIK4TELEWORK」でのCOMPUMAによるAM10時からのプレイ。彩り豊かにDJミックスで織り成すテレワークにBGM提案される66分16秒。 できれば音量は少し小さめ、色々な距離感で、宜しければぜひ。 どうぞよろしくおねがいいたします。 (COMPUMA) ─── 耳心地の良い速度とトーン、それはあらゆる生活のリズムに調和する。 されど、単にリラクゼーションを促すだけではないのがこの「MUZIK4TELEWORK」。 COMPUMA独特の感性に基づき紡がれる電子音、ハミング、鍵盤、打楽器、色彩豊かな音の数々。 そして予想を覆すリズム変化は私たちの想像力を忍びやかに刺激する。 デスク、書机、ソファー、食卓。様々な定位置から見える変わらぬ景色は、視覚だけでなく聴覚からの情報でもその様子を鮮やかに変えてしまうことに、ふと気が付く。ジャンル跨いだ精妙かつ大胆なMIX展開に連動して移り変わる目前の景色、そこに現れる新しい思考と閃き。 今日もそっと、再生ボタンに手をかざす。 コンピューターと共に、イマジネーションを起動してみませんか? Akie(NEWTONE RECORDS) ─── COMPUMA氏のdjと選曲には昔から驚きと興奮と未知の感覚が常にあり毎回音楽の楽しさを味あわさせて頂いているが、今回のMIXは更に凄いと思う。 それはタイトルについた、MUZIK4TELEWORKというところから通り抜けて更にずっと先にいっている所。 個人的にはテレワークとは遥か離れたところにいるからそういった生活がわからなく想像するしかないけど、でもCOMPUMA氏のこの感じはもの凄い現場感に溢れていて緻密であり集中力を要するパズルみたいな具合で、決してBGMではない作品だと感じます。 もしかしたらご本人や多くの方の考えたり思っている事とは真逆かもしれないしこれを読んだら怒る人がいるかもしれないけど、そのテーマに決して収まりきらない(そこを充分に把握した上で)溢れ出るその最高な異常性はCOMPUMA氏の唯一無二たる証拠だと思う。 特に今作からはその狂気を感じる最高傑作だと思う。 是非お聴きください アートワークは石黒さんです。 柿沼実(BUSHBASH) ─── 「MUZIK4TELEWORK」New World COOP at the age of Isolation テレワーク、シェアエコノミー、ライフワークバランス、ダイバーシティなど、これまで提唱されつつもシフトチェンジという段階に至らなかった流れたちが、COVID-19パンデミックを起点に合流し、世の中の仕組みを変える大きなうねりとなりつつある。 編集者としてその流れを伝え、実践してきたつもりでいたのに、いざこの事態に直面してみると、テレワークにすらろくに対応できていない。そんな、価値観や社会システムのパラダイムシフトに心と体をならしながら楽しんでいくためのBGMやツールを、まずは周りのDJ、編集者、映像作家、ライター、ミュージシャン、アーティストたちと創っていこうと思う。独りや家族といる時間にオンとオフを切り替え、自分と向き合い、価値観を共有する仲間たちと繋がる環境を、創っていこう。 たとえ「文化的雪かき」かもしれないけれど、カルチャーの一端を担ってきたクリエイティブとして、これからの環境にフィットするカルチャーを創っていこう。新しいライフには、新しいカルチャーが必要なんだ。 MUZIK4TELEWORK HQ Text by 佐藤俊(loosejoints) ─── artwork:石黒景太 mastered:hacchi(Urban Volcano Sounds) ※フルバージョン(96分55秒)ダウンロード・コード付き Format:CD Label:MUZIK4TELEWORK / SOMETHING ABOUT (JP)