COMPUTER SOUP / OLDNEO
あの特殊アンビエント・ジャズの子!コムスが8年ぶりに帰って来たっ!!! 5年前に録った音源を、5年ぶりの2010年に限定150本、テープのみでリリースという寝かせ出産にトライ!!! やっぱ'10年、音の奥の細道好き達にはテープの(ハマリ)音質が新鮮だったようだ。。。 2002年にリリースされたJan Jelinekとのコラボレーション・アルバム《computer soup / jan jelinek“improvisations and edits tokyo, 09/26/2001”》(soup-disk)から8年の月日を経て、コンピュータ/エレクトロニクスの池田/大久保/大石、トランペットの堀、キーボードの針谷の5名、フルメンバー揃っての完全なる即興ライブ・レコーディングが実現しました。アルバムタイトルである『oldneo』とは、コンピュータ・スープの新境地とも言える新たなレコーディングスタイル、システムによって、5年前に録音された音源からネーミングされています。 部屋のソファに座りながら、ゆったりとしたムードでレコーディングされた、最小限、かつ最大限のダイアリー的な楽曲にぜひ耳を傾けてみてください。 <収録曲> 01.2010年12月1日発売 02.大家さん 03.盆栽山椒魚 04.お風呂パン 05.筋 06.不動産屋がいい意味で適当。 07.運動場 08.修繕費 09.態度保留 10.丸の内 11.驢馬 about Computer Soup 1993年、東京出身のメンバー5人によりスタート。ジャズと電子音響が入り交じり、独特のタイムスケールとミニマリズムのあるユニークな演奏を繰り広げる。渋谷での路上演奏、スタジオでのセッションワークを経て、97年にsoup-disk / silverworldからデビュー・アルバム『computer soup』をリリース。オヴァルのマーカス・ポップやポール・シュッツなど海外のアーティストからも反響が寄せられた。その後、オヴァル来日時にライブで共演を果たし、CD-Rで『urumuchistan』『girl from urumuchi』『urumuchi in the sky』の3部作をリリース、コンピレーション・アルバム『nowhere rain』などへの参加、都内カフェ等でのライヴ・パフォーマンスにより、その“あまり主張をしない演奏”はじわじわとファンを増やしていった。99年にsoup-disk / sun outから『toisarasi』をリリース後、LASTRUMからメジャー・リリースとなるアルバム『dream mons』を発表。ブックレットに浅野忠信や緒川たまき、ボアダムズのeyeらが一曲ずつ詩を提供した。また、『toizarasi』からの2曲が、アメリカのPLUG RESEARCHのスプリット10"シリーズとしてもリリースされている。2002年には、ドイツのJan Jelinekとのコラボアルバム『computer soup / jan jelinek“improvisations and edits tokyo, 09/26/2001”』をリリースした。 quote from soup disk website -> computer soup / jan jelinek“improvisations and edits tokyo,09/26/2001” comments about“oldneo”01 “コムス” と聞くだけで心躍ってしまう僕のような人間が、 世界には確実にいるのだ。 まずはそのことを知っておいてほしい。 その新作がリリースされるというのだから、 尋常でいられるわけがない。 いや正確には5年前の録音なのだが、 5年寝かしておいてから突然リリースするというのも、 これまた実にコムスらしくていいのだ。 そして、力の抜けた各曲タイトルに静かに込められた、 何処にも与しない、この音の塊を愛でる姿に、 とても勇気づけられもした。 リリースしてくれて、ありがとう。 原 雅明(corde) Format:TAPE Label:TOROSKAIO (JP)