Americo / Americo
元The Rest of Lifeの西岡由美子、New Residential Quarters、湯浅湾の牧野琢磨、そしてSF CLUB、フォルティタワーズの大谷昌功の3人が満を持して放つデビュー・アルバム。 Americo スウィートなスウィートなアメリカの夢 The Music of 'Tomorrow' 3コードの懐かしいロックンロールは「明日の音楽」でもある。 スウィートでキュートでどこか物狂おしいその歌は、気がつくと昨日と明日がどこまでも不透明に混じり合うマーブルカラーの世界へと、私たちを連れて行く。 そこはアメリカではなくアメリコ。 スウィート・ポップとロックンロールが未来の音楽でもあった50年代、60年代のもつ永遠の「未来」がそこにはある。 「子供の頃、“ミスタードーナツ”でオールディーズがずっと流れていたんですけど、あの感じが好きだったんです。どの曲が誰の曲なのかもわからない、どれだけの曲が流れているのかもわからない、でも、ここで流れていない曲もいっぱいあるんだっていう……その途方もない感じがすごく好きだった。あの感覚は求めていますね。」 西岡由美子(Americo) 女の子はただ楽しみたいだけ。ただ、たい、だけ。たい、だけ。 西岡由美子と牧野琢磨と大谷昌功もジャストワナハブファン。ジャストワナ。 ドーナツの穴からエンド・オブ・ザ・センチュリーを覗けば。 砂に書いた文字化けラブレター。絵に描いたモチとロックンロール。 Americoは、食べられます。 安田謙一(ロック漫筆) Track List: 1. だめだよ 2. やさしい女 3. ミスター・ドーナツ 4. 恋の魔法 5. 恋のナイトアウト 6. ヘイ!ベイビー 7. ノック・ノック・ノック 8. スウィート・ワールド 9. やめてくれ 10. くちづけて 11. 歌の中のふたり 12. 逃げ去る恋 ※6のみカヴァー曲(Bruce Channel/Margaret Cobb/漣健児 訳詩) Americo profile: アメリカ、を読みまちがえて、アメリコ。50〜60年代のポップス/ロックンロールを夢見る、架空の国のちいさなパーティ・バンド。2004年結成。高円寺・円盤における自主企画イヴェント「attack service」を中心にライヴ活動を行う。2006年と2007年には自主制作にて4曲入りCDRをリリースし、音楽評論家・湯浅学、ロック漫筆・安田謙一などから賞賛を受ける。日本のパンクのオリジネイター<Ultra Bide>のHIDEや、元<FRICTION>の恒松正敏などのミュージシャンから、ロックを聴きはじめたばかりの中学生の女の子まで、ファン層は幅広い。 西岡由美子 Vocal, Guitar 牧野琢磨 Baritone Guitar 大谷昌功 Electric Drum Format:CD Label:boid (JP)