Abisyeikah / observation about air
アビシェイカー新譜はまさかのエレクトロアコースティック/ミュージックコンクレート。時代の裏の裏の裏の側面を先読みする彼らのサウンドはニュークリアエイジの為の鎮魂曲。時折、歪な扉が開いて鳴り響く意味不明な雄叫びが、人類への啓示として鳴り響く。そして意味ありげな陰鬱なジャケ。 Yasutoshi Yoshida(GOVERNMENT ALPHA/XERXES) ローファイ/ナンセンスと悪趣味と思索の深さが膝突き合わせて同居する数々のパフォーマンス、解析不能すぎるトゥー・マッチ・プログレッシヴ・スタイルと徹底したアンダーグラウンド&ホームメイドなテロリズム音響によって多くの黙殺と熱狂的な賞賛を得て来た「異物としての『ノイズ』」ユニット・アビシェイカー。本作は彼等の4thオリジナルアルバムにして初のプレスCD/正規流通作品となる。今彼等に注目しなかったらいつ注目するんだ?! ([...]dotsmark) Abisyeikah(アビシェイカー): 2004年結成。群馬〜行田〜高円寺〜六本木〜渋谷に潜伏し、コンスタントにライヴとリリースを重ねる。 デビュー当初から「ゴアグラインド」「ノイズグラインド」を標榜し、そのキーワードを独自に拡大解釈あるいは誤解しエクストリームミュージック〜ノイズ〜パフォーマンスアート化したような創作活動を繰り返す。 呼ばれた土地土地のリアルアンダーグラウンドなイベントに出演を重ね、これまでにツネマツマサトシ、OH MY COW!、殺(KILL)等の日本パンク/ロックの大御所から美川俊治+HIKO、Dave Phillips、Francisco Meirino、Yousuke Fuyama等のガチンコノイズ/電子音響勢と共演。更に冷蔵庫マン、川崎CHITTAで行った某芸術家とのコラボに於いては森山未來とも、ジャンル/業種/キャリア/オーバーグラウンドorアンダーグラウンドを問わずあらゆるシーン、国のアーティストとボーダーレスに共演の機会に恵まれ、渡り合う。 2012年にUSAのAGORAPHOBIC NOSEBREEDのメンバーJ.Randallが主宰するレーベル“GRINDCORE KARAOKE”から、JESUS OF NAZARETH及びKUSARI GAMA KILLとの3way remixアルバムをリリース。 2013年、UKビートボックスチャンピオン“Beardyman”にライヴ動画が高く評価され国際的な注目を浴びる。 更にオーストラリアのHorrer core/Break core“Passenger of shit”からもリスペクトを受け、彼の企画するV.A.への参加およびPassenger of shit&アビシェイカーによるコラボレーション作の制作も決定している。 Format:CD Label:[...]dotsmark (JP)