cacoy / human is music
早生の才人・故dj klockと、テニスコーツのsayaとuenoによるプロジェクト“cacoy”の名盤! 2003年にリリースされたという事実をいともたやすく瞬間飛翔し、音がそこで鳴っていることのジョイフル・タイム感に包まれます! 因果的な周期を経て“clockwise recordings”と再び巡り会い、2014年NOW良質アイテムとして再プレゼン!!! 染み入る音の波を是非とも体験してみて下さい! by 店主 どこに飛んで行くともしれないはしゃいだビートと、チャイルディッシュで素朴なメロディ……、エレクトロニクスと生楽器は、奇妙に共振し合いながら、オーガニックなグルーヴを紡ぎ出し、私たちはいつしか日本的なノスタルジーへと誘われる。 cacoyは、dj klockと、sayaとuenoの3人からなるプロジェクト。dj klockは、自身のレーベル、clockwise recordingsより作品を発表、その後、NIKEのキャンペーン用12インチでのDJ KRUSHとのコラボレーションを経て、2002年、sublime recordsよりファースト・アルバム『human is music』をリリース。また、sayaとuenoは、テニスコーツとして、自身のレーベル、majikickなどから作品をリリースしている。 (clockwise recordings) cacoy…? この時勢、音楽というモノの本質を無視し、いとも簡単にレーベルやパッケージングによって箱詰めされやすくなっている状況で、このリリースが存在する意味はとても大きい。カットアップされたギターや、バンジョーのようなレイヤー、水面下のヒップホップと選りすぐられた音たちが、とても個性的で、メロディックであり、オーガニックな音像を感じ取ることができる。モチロン、この独特な音世界を、アートワークやタイトルが、リスナーの購買欲を惹き付ける点になっていることも、忘れずに感じ取ってほしい。幸いにも、この音の天国から逃げるモノはなく、その必要は存在しない。ただ、彼らの次のリリースを楽しみに待つことだけが、僕たちにできることです。 from Opiate / Thomas to CACOY ※cacoy“don't disturb the old buildings”に対して、ビョークのプロデュース・ワークでも知られるデンマークのアーティスト、オピエイトが彼らに寄せたコメントから引用。 Format:CD Label:clockwise recordings (JP)