坂本慎太郎 / ナマで踊ろう (国内盤LP)
チビ声を大胆に導入した衝撃の2ndソロは、サウンド面ではジョー・ミーク「アイ・ヒア・ア・ニュー・ワールド」や、ザ・フォーク・クルセダーズ「帰ってきたヨッパライ」を想起させるが、抜け切ったまったりした歌声や歌詞のシンプルな強度が格段にUPし、テーマとしては拒絶してしまいたいような内容を持つのだが、何故か聴けば聴く程クセになる坂本慎太郎ワールドを展開している。「あなたもロボットになれる」のユニークな歌詞と、ラスト「この世はもっと素敵なはず」のモゴモゴ・ボコーダー使いに驚愕しましたっ!!! このアルバムにハマったリスナーに、当店的にはコロンビアの名門オブスキュア・ラテン・レーベル=DISCOS Fuentesの社長!トーニョ・フエンテスのスティール・ギター入り作品に是非ともチャレンジしてほしいと思っております! 「幻とのつきあい方(How To Live With A Phantom)」から約2年半、坂本慎太郎2ndアルバムの詳細が決定しました。アルバムタイトルは、「ナマで踊ろう(Let's Dance Raw)」。全くトロピカルではないスチールギターが、底抜けに明るいバンジョーが、人類滅亡後の地球でむなしく鳴り響く。構想&妄想約2年、坂本作品史上最もシリアスで最もポップな、入魂のコンセプトアルバムが完成しました。今回のレコーディングは、もはや坂本作品には欠かせないドラマーとなった菅沼雄太に加え、新たにベーシストとしてOOIOO等で活躍するAYAを迎え、トリオのバンド編成で入念なリハーサルを重ねた後に行われました。M-1のみ坂本がベースを弾いています。菅沼はドラムの他にパーカッションとコーラス、AYAはエレクトリック・ピアノとコーラスも担当しました。その他のゲストプレイヤーには、サックスとフルートに西内徹、ヴィブラホンに初山博、M-1のボーカルとコーラスに中村楓子、そしてエンジニアは中村宗一郎と、いずれも坂本作品ではおなじみのメンバーが強力サポートしています。今年のRSDエクスクルーシヴ・リリースのメイヤー・ホーソンとのSplit 7inchも好評の中、全世界注目の2014年大問題作です。 (zelone records) SIDE A 1. 未来の子守唄 (Future Lullaby) 2. スーパーカルト誕生 (Birth of The Super Cult) 3. めちゃくちゃ悪い男 (Extremely Bad Man) 4. ナマで踊ろう (Let’s Dance Raw) 5. 義務のように (Like An Obligation) SIDE B 1. もうやめた (Gently Disappear) 2. あなたもロボットになれる (You Can Be A Robot, Too) 3. やめられないなぜか (Why Can’t I Stop?) 4. 好きではないけど懐かしい (Never Liked You, But Still Nostalgic) 5. この世はもっと素敵なはず (This World Should Be More Wonderful) All Songs Written & Produced by 坂本慎太郎 Format:LP Label:zelone (JP)