TORTOISE / TORTOISE (P-VINE国内盤CD)
1994年のロスアプソン開店当時、シカゴ系といえば、とりあえずはチェックせずにはおれなかったムードで初入荷してきたトータスの1st。それまでのシカゴと言えばのスティーブ・アルビニプロデュース系の音から脱却した、今となれば「レゲエ/ダブ的な音響構造に近いなぁー」なんて思うけど、当時は、「なんだ?このユル〜い、ミニマリズムをバンドでやってるの?マリンバは何?嫌いではない、むしろ好きだなぁ〜。次作も早く聴きたいぞっ!」なんて思い、頭を丸めながら西新宿のマンションの6階で密やかに?お客さんにススメていたアイテムが、国内盤仕様で再発された。なんだか移転したばかりの高円寺ロスアプソン店内にてハウっ!と反応してしまい、ここに目出たく再入荷!!! オリジナル・ジャケットを忠実に再現したモノ感や、日本盤のみに収録されたボーナス・トラック(1993年リリースの1st EPからのA面を収録)、バンドが形成されていく過程を詳しく記した佐々木敦氏の解説などで、これは国内盤でゲットでしょ!!! ■シカゴが生んだスーパー・インストゥルメンタル・バンド、トータス。その今なお新鮮な輝きを放つ1994年発表の記念すべき1stアルバム。彼らのルーツとなるパンクやニュー・ウェイヴに加え、ジャーマン・ロックやミニマリズム、ダブやトリップホップ、映画音楽、カントリー等、様々な音楽のスタイルと影響を取り入れ、まったく異なるサウンドに融合〜昇華している。その独自性ゆえに、本作発表後、彼らは新しい音楽的ムーヴメントのリーダーと見なされることになる。彼らはレコーディング・スタジオを最大限に駆使し、録音プロセス自体を作曲ツール、もしくは“第6のメンバー”として利用した。それが、音楽を創造するうえでの無限の領域を生み出したのだ。 ■本作はIdful Musicにてジョン・マッケンタイアによって録音された。 ■元バストロ〜ガスター・デル・ソルのバンディ・K・ブラウン在籍時唯一のアルバム。 (P-VINE) 1. Magnet Pulls Through 2. Night Air 3. Ry Cooder 4. Onions Wrapped in Rubber 5. Tin Cans & Twine 6. Spiderwebbed 7. His Second Story Island 8. On Noble 9. Flyrod 10. Cornpone Brunch Bonus Track 11. Mosquito ※解説:佐々木敦(HEADZ/FADER) ※日本盤のみボーナス・トラック1曲収録 ※初回限定生産ジャケット仕様 Format:CD Label:P-VINE (JP)