TORTOISE / millions now living will never die (P-VINE国内盤CD)
1996年の西新宿ロスアプソンでは、完全にデトロイト勢のムーディーマンやセオ・パリッシュ、UKのレーベルnuphonicやイジャット・ボーイズなどのNU HOUSE/ダブ・ハウス勢に心酔していた時期に届けられたトータスの2nd。そんな時期にも関わらず、やっぱピピっ!と反応してしまい、当店でも随分売った記憶があります。「スティーブ・ライヒがノイ!とバンドをやったような!」がキーワードとなった、20分越えの1曲目「Djed」には心奪われました。ポスト・ロックと言われるようになる類いの音楽の走りですね。そんなことを詳しく書いてある佐々木敦氏の解説封入、オリジナル・ジャケットを忠実に再現したモノ感や、日本盤のみに収録されたボーナス・トラックがたんまり等、これは国内盤でゲットでしょ!!! ■トータス、1996年発表の、歴史的名盤の誉れ高い2ndアルバム。世界中のプレスに大絶賛され、日本にも“ポスト・ロック”というジャンル/タームを浸透させた重要作。マリンバをはじめとするマレット・パーカッションや、アナログ・シンセ/シーケンサーといった新たな楽器のテクスチャーの導入や、20分を超えるオープニングの「ジェド」等における構造上のアイデアは、バンドのサウンドの発展と再定義を明確に提示している。芳醇なメロディと多彩なリズム・アレンジ、そしてエレクトロニクス・サウンドにより、無二の音楽を構築している。 ■本作にも一部参加しているオリジナル・メンバーのバンディ・K・ブラウンが脱退し、ポスト・ロックのルーツとも謳われるルイヴィルの伝説的バンド、スリントのデイヴィッド・パホ(パパM)がメンバーとして全面参加した唯一のアルバム。 ■Idful Music Corporationと、初期Soma Electronic Music Studiosにて、ジョン・マッケンタイアが録音とミックスを担当。 (P-VINE) 1. Djed 2. Glass Museum 3. A Survey 4. The Taut and Tame 5. Dear Grandma and Grandpa 6. Along the Banks of Rivers Bonus Track 7. Gamera 8. Goriri 9. Restless Waters 10. A Grape Dope ※解説:佐々木敦(HEADZ/FADER) ※日本盤のみボーナス・トラック4曲収録 ※初回限定生産ジャケット仕様 Format:CD Label:P-VINE (JP)