V.A. / Allopoietic Factor
佐藤薫(EP-4)監修による新レーベル「φonon(フォノン)」発動第二弾。山本精一のPARA、自身のソロ・プロジェクトkruispuntなどで活動するほか、佐藤薫とEP-4 [fn.ψ]でも活動する家口成樹が編纂した10組のアーティストによるエレクトロ・コンピレーション! レーベル第二弾となる2セットの1枚にラインナップされたのは、シンセ奏者/サウンド・クリエイター/プロデューサーの家口成樹が選曲/編纂したコンピレーション・アルバム。PARAやEP-4、自身のソロ・プロジェクトkruispuntなどで活動する寡黙なる男が、その鋭い触覚で国内エレクトロ系アーティスト10組をチョイス。 若手からベテランまで含めたその10組のアーティストは──ZVIZMO/TURTLE YAMA/bonnounomukuro/Singū-IEGUTI/Yuki Hasegawa/4TLTD/Natiho Toyota/black root(s) crew/Radio ensembles Aiida/EP-4 [fn.ψ]──(収録順) 『Bluetooth=青い歯に噛み付かれたヘッドフォンを通して、あなたの身体にあらたな回路が繁殖してゆく音が聴こえる……大谷能生』 (φonon) 1. Bark & Pulse/ZVIZMO 2. Suna No Onna/Turtle Yama 3. Fuzzy mood for backpackers/bonnounomukuro 4. Crepuscular rays/Singū-IEGUTI 5. Exocytosis/Yuki Hasegawa 6. Boiling Point/4TLTD 7. Armor/Natiho Toyota 8. Sairei No Odori/Black root(s) crew 9. IN A ROOM/Radio ensembles Aiida 10. Proto-Enantiomorphous/EP-4 [fn.ψ] ZVIZMO 伊東篤宏とテンテンコのデュオユニットによるストレンジ・テクノイズ。テンテンコの電子ビートと伊東のOPTRONが生み出す新鮮なアンサンブルが魅力。 TURTLE YAMA KOPYこと呉山夕子(THE CREAMS/ex. water fai)とカメイナホコ(三田村管打団?/MOONFACEBOYS/トンチトリオ/ex. ウリチパン郡etc.)によるエレクトロニカ・デュオ。 bonnounomukuro MPC2000をメインに楽曲制作を開始。2013年に日野浩志郎氏(goat、bonanzas)主宰のカセットレーベル《birdFriend》からリリースした「Mindows」が話題に。 Singū-IEGUTI KIYO(Drums)とKETA RA(Guitar)の兄弟ユニットSingūと、家口成樹(Synth)のコラボユニット。電子音やジャズ、ノイズなどをベースに、重層的な音像を描き出す。現在アルバム製作中。 Yuki Hasegawa ドラマーとして多くのバンド活動を経た後にソロ活動を開始。エレクトロニクスを駆使しつつ、時にはドラマーとして、音像空間を構築しながら内なるイメージを呼び起こす。 4TLTD 電子音楽家RUBYORLA(ルビオラ)による隠密新プロジェクト。4トラックのカセットMTR時代の初心に返り、ミニマムながらマックスの音造りを志す。 Natiho Toyota ダンスや演劇の音楽やアート系インスタレーション音楽を中心に活動。アンビエント、エレクトロニカ、ノイズなどを消化し、空間を立体的に考察したサウンドデザインを行う。 black root(s) crew 黒いオパール(kuroi black)を中心とした不定形電子音集団。本作は田上敦巳(ex. goat)とYuki Hasegawaを加えた音源をベースに、新たなビートと方向性を加え再編集。 Radio ensembles Aiida 異色のパフォーマーA.Mizukiによるソロユニット。複数のBCLラジオの受信音や、ターンテーブルの回転によるビートをコンダクトする電波サーフ。φononよりセカンドCDを発売中。 EP-4 [fn.ψ] 家口成樹とEP-4の佐藤薫のユニット。ノイズでありアンビエントでもあるという対語的多面的要素を融合し音のアマルガムを構成する。φononより初CDを発売中。 ライナーノーツ:大谷能生 パッケージデザイン:Material Format:CD Label:φonon (JP)