ANTHONY MOORE / OUT (LP盤)
ピンク・フロイド、ジェネシス、レッド・ツェッペリン等のレコードジャケットを手掛けたハイセンス・ユニット、ヒプノシスがデザインを担当したオリジナルジャケット仕様で2020年にやっとで再発された、スラップ・ハッピー、ファウスト、ヘンリー・カウ、ディス・ヒート等々、時代の先鋭的な成果を次々と送り出した鬼才アンソニー・ムーアによる、1976年当時、英Virginからプロモ盤まで制作されながらリリースされなかった幻のニッチ・ポップな名作「OUT」!!! 現在のフローティング飽和状態でもきらりと光る輝きを放っております! 当店には今年(2021年)入荷しましたので、2021年度年間ベストに選出すること間違いなしアイテムです!!! Slapp Happy's Anthony Moore, fresh off a year of collaboration with Henry Cow and the simultaneous dissolution of his own group, bounded up from the art-rock/20th century composition underground with this chart-challenging pop set for Virgin. Dropped before its planned release in '76, OUT is an essential grab from the Britprog cutting room floor! (DRAG CITY) ロックンロールはヘンリー・カウの苛烈さの後の安堵感を与えてくれた。スラップ・ハッピーの創設者であり、ヘンリー・カウでも活動したアンソニー・ムーアによる1976年のお蔵入りアルバムを奇跡のオリジナル・ジャケット仕様でリイシュー! それは、1975年の終わりにアンソニー・ムーアの頭のなかにあったひとつの考えだった。もちろん、ヘンリー・カウを脱退するということは、彼が結成したバンド、スラップ・ハッピーの解散を意味していた。二つのグループは前年、実質的に融合していたからだ。だが、アンソニーにはまだまだやりたいことがあった。そして、そのひねくれた性格から、ポップスの世界に身を置くことがいい選択肢のように思えたのだ。アンソニーはヴァージンとソロ契約を結び、プロデューサーのピーター・ジェンナー(ケヴィン・エアーズ、ロイ・ハーパー等)や、ポリス加入以前のアンディ・サマーズらイギリスの新世代のプログレッシヴ・ミュージシャンたちとセッションを行った。しかし、そのすばらしいサウンドは、1997年にCDが出るまでリリースされなかった。それが今、ヒプノシスによるオリジナル・アートワークをまとい、リリースされることとなった。お蔵入りとなっていた(にしていた?)ことが信じられないほどの完成度の極上のアヴァン・ポップ・アルバムが今、あるべき姿でよみがえるのだ。スラップ・ハッピーのピーター・ブレグヴァド、ケヴィン・エアーズも参加。 (ディストリビューターインフォメーションより) Side One 1. Stitch In Time 2. A Thousand Ships 3. The River 4. Please Go 5. You Tickle 6. Lover of Mine Side Two 1. Johnny's Dead 2. Dreams of His Laughter 3. Catch a Falling Star 4. Wrong Again 5. Driving Blind 6. The Pilgrim Format:LP Label:DRAG CITY (US)