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V.A. / CASIOTONE COMPILATION 10

型番 LA-23223
販売価格 1,100円(税込)
購入数

カシオトーンをテーマにした海外でも人気のコンピレーション・シリーズが、ついに10作目に到達!

その記念すべきリリースを飾るべく、イギリス5組、シンガポール3組、アメリカ2組、ドイツ、オランダ、カナダ、そして日本と、今回も世界各国からカシオトーン・ミュージシャンたちが大集結!

発売から40年以上が経ち、現在では海外で“CASIO”といえばチープな機材そのものを指す代名詞にまでなっているカシオトーン。各機種ごとの特異な機能や音色によって世界中のミュージシャンに支持される鍵盤楽器として、各国独自のカシオ機種や、ヴィンテージから最新機種まで幅広く網羅したさまざまなカシオトーンを媒介に、計20組の音楽家による3 inch CDアルバムの『カシオトーン・コンピレーション・テン』が完成しました。

This compilation project, which began 15 years ago, has finally reached its tenth album!

The compilation started with Tokyo musicians duo of Shibata & Asuna, who each used their own Casiotone to create a one-minute song. They used to tour together a lot and both of them always used Casiotones. While on tour, they often met musicians who used the Casiotone in the same weird way as they did, and this compilation started as spontaneously. Yes, at first it was all just our friends. As it continued to tour, its Casiotone circle of friends spread around the world. Yes, even now, the compilation is actually made up of musicians ASUNA has met directly on tour. And it is made up of musicians who resonated with the concept of this compilation. (Of the nearly 200 participants in the series, only "Kot Kot" has yet to meet in person.) And of course I just love and fan their music, and the significance of this compilation is that it highlights their musicality even more so when the equipment is limited to the Casiotone product. I'm grateful that these relationships between musicians have lasted for ten albums. It is thanks to the dedicated listeners who have continued to listen to this series. (And in the format of a 3inch CD!)
(aotoao)

ついに10作目を迎え、これまでのシリーズで収録アーティストが合計200組にもなる本作、じつは全ての音楽家はレーベルオーナーのASUNAが長年のツアー先で直接出会ったことのある人物たちで構成されている。

海外ツアーでたびたびカシオトーンを使うミュージシャンたちと対バンすることがよくあり、驚くことに向こうからカシオコンピに参加したいと言われることが多く、興味を持ってくれる音楽家たちが20組ほど集まったところで一つのアルバムが完成する。

音楽だけでなくあらゆる業界で流行や損得やフックアップ目当てで人間関係を築くことばかりにあくせくする現代においては、たんに音楽家同士の自然な交流で作られるアルバムが10作も続いたことは喜ばしいことかもしれない。

単純な興味として、並列に音楽家が配置されるコンピレーションという特性において、限定された機材で音楽を作ることで、むしろその音楽家たちの個性が浮き彫りになる、そのことがこのシリーズの音楽的な意義と面白さだと思う。

しかも全て自分が直接ツアーで出会ってきた音楽家たちで構成されているので、半分はこれまでのツアーの変遷をなぞるようなものでもあるかもしれない。だからか続けている、というよりも、気がついたら続いていたという感じ。

自分が好きな音楽家たちが集まってくれて、それをコンピにしてこの人たちの音楽って面白いよね、ってみんなにススメたくなる、そんな単純な動機だけで作られているシリーズですが、ぜひ聴いてみてもらえたら嬉しい。です。
(Asuna Arashi)

1. Andy Jenkins アンディ・ジェンキンス
アメリカ/リッチモンドのシンガー・ソング・ライターであり、盟友のMatthew E. WhiteによるレーベルSpacebomb Recordsからアルバムをリリースしている。おおらかで機知に富むソング・ライティングはソロだけでなく、Skyway ManやRaf Rundellの作品でも共同作曲を務めるなど優れた評価を獲得している。過去には日本の敦賀に在住しSweet Dreams Pressと共同でZineを制作していたことも。

2. Richard Youngs リチャード・ヤングス
イギリス/グラスゴーの言わずと知れたアンダーグラウンド界の伝説。数多くの楽器/非楽器を操り、秘教的で陶酔感のあるミステリアスなアルバムを自身のNo Fans Recordsや世界中のレーベルから数多くリリース。かと思えば、全編アコースティック・ギターとボーカルで構成された歌ものやFranz FerdinandのメンバーらとのディスコバンドAMOR、Oneohtrix Point Neverのリミキサーも務めるなど、八面六臂の活躍でこれまでの共演者も数えきれないほどの遍歴を持つ音楽家。

3. Dump ダンプ
Yo La TengoのJames McNewによる宅録ソロ・ユニット。ヨ・ラ・テンゴのアルバムでも時折聞かせてくれる繊細で優しいボーカル曲や、ホームレコーディングならではのローファイで親密な実験的楽曲も聴かせてくれる。近年Dumpとしての再評価も著しくMorr Musicから過去のアルバムがリイシューされ、日本でも坂本慎太郎のレーベルzelone records/presspop musicから12inch作品もリリースしている。

4. Sobs ソッブス
シンガポールのインディー・シーンを牽引する存在であり、昨年リリースされた最新作『Air Guitar』はNo VacationやRatboysのリリースでも知られる米Topshelf Recordsをはじめ世界各国からリリースされ、今や多くの国で人気を獲得している。メンバーは若いながらも80年代のニューウェーブや90年代の渋谷系、米国のDarla Records周辺などにも造詣が深く、あらゆるインディー・ポップを現在に繋ぐバンド。

5. Les Trucs レス・トラックス
ドイツ/フランクフルトのCharlotte SimonとTobias Pielによるデュオ。ジャーマン・ニューウェーブやエレクトロ・パンクの歴史を受け継ぎながらもエレポップ・オペラ的なパフォーマンスも行いつつ劇場での音楽監督を務める側面もあるなど、ひとつの形態に留まらないアーティスト・コレクティブ。カセットテープ・レーベルのMMODEMMも運営している。今回はカシオトーン二台による「A mechanical robot and a dog」というコンセプトの楽曲を収録。

6. Pete Um ピート・ウム
イギリス/ケンブリッジを拠点とるする電子音怪人。脱臼エレラップ?、グノーシス・ロック?、スクリュー歌謡詩人?などなど、どこにも分類されずに行き着く場末のバーのカラオケコーナーでくたくたのコーディロイのスーツとサングラスでワイン片手に一節。 変人ピエロがじつは誰よりも核心を突いた知的な涙を誘う。深淵な歌詞で局所的な人気を誇る。

7. Cosmic Child コズミック・チャイルド
シンガポールの哀愁を帯びた男女混成ボーカルが特徴的なシューゲイザー/ドリーム・ポップ・バンド。Middle Class Cigarsからアルバムをリリースし注目を集め、日本国内版の発売と同時にアジア各国へのツアーも行っている。メンバーのBo ZhangはSobsのサポートメンバーでもある。今回のカシオコンピでは静謐なトーンのニューエイジ/アンビエントな楽曲を披露。

8. Family Basik ファミリー・ベイシック
加藤遊(Red Car Trio)と加藤りま(ex. Strrows)による兄弟バンドとして、これまでにWhite Paddy Mountainから二枚の優れたインディー・ポップ・アルバムをリリース。近年はセルフ・リミックスのEPをBandcampで発表するなど電子音楽やインストのトラックメーカーとしても才能を発揮している。

9. Myriam Boucher ミリアム・ブーシェ
カナダ/モントリオールの映像作家・サウンドアーティスト。流体のように変形してゆく有機物と合成物の魅惑的な映像加工をおこなうオーディオ・ビジュアル作品で知られ、映像とともにリアルタイム・プロセッシングによる電子音楽も自然の風景が移ろうように静かで美しく、時に嵐のように迫力を持って迫ってくる。世界各国のデジタルアートのフェスティバルでパフォーマンスを行なっている。

10. Neil Campbell ニール・キャンベル
イギリス/リーズで80年代から活動する伝説的な実験音楽・即興演奏家であり、脅迫的なビートと複雑な電子音によってサイケデリックな音渦を作り出す作風が特徴的。ソロ名義はもちろんAstral Social Clubとしても世界中のアンダーグラウンドレーベルから作品を多数リリース。現在でも活動するヨークシャーのノイズ・ドローン・バンドVibracathedral Orchestraの結成メンバーとしても知られる。

11. Kathy Hinde キャシー・ハインド
イギリス/ブリストルを拠点とするサウンドアーティスト。自然現象や風景に溶け込むように模したハンドメイドのデジタル機器やオブジェによって表現されるインスタレーションは詩的で内省的な親密さを持つ。サウンド面でもそれらのヴィジュアルと並行した音楽表現を行い、ソフトウェアによる電子音と日常製品や電子機器を使ったパフォーマンスも行なっている。

12. Shizuka Yamaga 山我静
シネルパ、F.L.Ypolarisozなど、これまで様々なユニットのメンバーとして印象的なアナログシンセやクラリネットの好演を聴かせ、ソロでは特異かつ可憐な音色の電子音と管楽器を組み合わせながら郊外の夕暮れを散歩するような叙情的な歌を聴かせてくれる傑作アルバム『山のあなた』を円盤レーベルよりリリースしている。今回の音源では山我のライブ・サポートも行なっている、てぬぐいの伊藤琢矢が録音と制作で参加。

13. Massugu Attack まっすぐアタック
寧静な強さを持つ電子音楽作品で知られるmonospin、柔軟なスタイルながら渋みのあるエレクトロのmusika-nt、hatonobandやソロでもブっ飛んだ発想をみせる奇才音楽家?のhayashipooo、トランペットからモジュラー・シンセサイザーまでpopoモダンDJ特選集など様々なユニットだけでなくソロでも活躍する山本信記による、ストレンジ・ダブ・カルテット。今回の音源はアナログテープでの録音と編集加工を幾重にも行なっている特殊な音像を披露。

14. Jez Riley French ジェズ・ライリー・フレンチ
イギリス/ヨークシャー地方で古くから活動するフィールド・レコーディングをメインとするサウンド・アーティスト。コンタクトマイク、ハイドロフォン、電磁コイル、超音波探知機など、様々なマイクを自作しており、数多くのアーティストにマイク提供していることでも知られる。今回のカシオ音源はその特殊マイクを使用しながらも、1990年に録音した「Génériques #8 (Ice-cream sundaes) - Music for imaginary adverts」という想像上の広告音楽を提供してくれた。

15. Non (Non Band) ノン
1980年に東京ロッカーズ以降のパンク・ニューウェーブ・シーンに登場し、ベース・ボーカルのNON、バイオリンの山岸騏之介、ドラムの玉垣満のトリオとして、82年にTelegraph RecordsよりアルバムをリリースしていたNON BAND。近年再評価著しく、ドイツのTAL(ex. To Rococo RotのStefan Schneiderによるレーベル)よりアルバムのリイシューも行われた。さらに昨年、なんと40年ぶりのセカンドアルバムもリリース。今回の音源は80年代中期に録音していたカシオトーンの音素材に新たにボーカル?を付け加えて完成させたというNONのソロ楽曲を収録。

16. Bertin ベルタン
オランダ/ナイメーヘンを拠点とする画家、デザイナー、コミック・アーティストのBertin van Vlietによる音楽ユニット。ビジュアル作品にも共通するように、カラフルでキュートな世界観によるラヴァーズ・ロックを展開。ほかにも、zoals Breytenbach、Visitors、Breakers、Sprokkelkennis of (none)などの音楽名義でも活動している。彼のコミックでは同郷の電子音楽家のFrans de Waardが主人公となっているスペース・オペラ漫画「Frans Radar」も刊行。今回のカシオ曲は彼のコミックのサントラとも言えるような内容の楽曲を収録。

17. Tadashi Yonago & Kayu Nakada & Rieko Seizo 米子匡司&中田粥&翅ね英子
SjQの特殊トロンボーン奏者/ピアノ奏者であり大阪でイベント運営やシェアハウスのPORTを運営する米子匡司と、キーボードなど電子楽器を解体しベンディングした「バグシンセ」によるノイズ演奏を行う中田粥、さらに神戸の三田村管打団?のトロンボーン奏者であり多くのユニットに客演する音楽家の翅ね英子。今回の楽曲は神戸の須磨裏山上遊園で、トロンボーンのやまびことその登山過程のフィールド・レコーディングをメインに、ベンディングしたカシオトーンが絡むという作品を収録。

18. Vapor On Curry ヴェイパー・オン・カリー
「犀南のJay Dee」の異名を持つ長野のトラックメーカー。90年代にスラッシュ・パンク・バンドのsynchro9、ポスト・ジャズ・グループの暮シノ手錠などを率い、ソロ転向後はチープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドにノンシャランとしたラップで暗躍。

19. Sofklo ソフクロ
シンガポールのシューゲイザー・バンドのBlushのフロントマンでもあるSoffi Petersのソロユニット。ソロのSofklo名義ではHyperdub周辺に影響を受けたようなトラックメイキングからニューエイジで静謐なアンビエントまで幅広く特定のジャンルには収まらず、今回のカシオ楽曲では自室の窓を開け放って野外の音を取り込みながら演奏したという牧歌的なピアノ曲を収録。

20. Shibata & Asuna シバタ&アスナ
鳥取のtori labelからリリースしていたborzoiのトラックメーカーであり、マコメロジーやMaher Shalal Hash Baz長谷川真子とのデュオnan!ka?やそこに写真家の前澤秀登を加えたトリオPreset Concertでも活動する電子音楽家のシバタと、100 KeyboardsやFalling Sweetsなどの作品で海外のフェスティバルを中心にツアーやリリースを重ねる電子音楽家のASUNAによるへっぽこデュオ。

Cover Drawing by Owen Ashworth オーウェン・アシュワース
米シカゴを拠点とするCasiotone For The Painfully Alone名義での活動で知られ、リリース作品での印象的なドローイング・ワークでもファンを魅了し、これまでのカシオトーン・コンピレーションの全ジャケットのカヴァー・ドローイングを手がけるこのシリーズには欠かせない作家。現在は新しい音楽名義のAdvance Baseとして活動。また、Julie ByrneやGia Margaret、Wednesdayを輩出しDear Noraの復活作などを手がけたレーベルとして注目を浴びるOrindal Recordsも主宰。

1. ANDY JENKINS / SA-2
2. RICHARD YOUNGS / SA-20
3. DUMP / MT-65
4. SOBS / SK-1
5. LES TRUCS / SA-20, SA-21
6. PETE UM / PT-80
7. COSMIC CHILD / CZ-1000
8. FAMILY BASIK / RZ-1
9. MYRIAM BOUCHER / SA-76
10. NEIL CAMPBELL / SA-35
11. KATHY HINDE / SK-1
12. SHIZUKA YAMAGA / SK-1
13. MASSUGU ATTACK / MT-37, SK-1
14. JEZ RILEY FRENCH / SA-21
15. NON (NON BAND) / MT-65
16. BERTIN / MT-40
17. TADASHI YONAGO & KAYU NAKADA & RIEKO SEIZO / CT-460
18. VAPOR ON CURRY / SA-1
19. SOFKLO / CZ-101
20. SHIBATA & ASUNA / SK-8, CT-701

Cover Drawings by OWEN ASHWORTH (ADVANCE BASE)

Format:8cm CD
Label:aotoao (JP)

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