虹釜太郎 / ZOMBIE MUSIC ゾンビ音楽誕生前夜
『ゾンビ音楽誕生前夜』は副題「ZOMBI MUSIC about NO NECK BLUES BAND and Other Natured Rascal」。この冊子では久しぶりにまじめに音楽をとりあげているのですが、それは現在進行形のゾンビ・ミュージックの一種と考えられるNO NECK BLUES BANDの音の謎、そしてコンピュータスープの謎に迫るテキストです。誕生前夜…となっているのは、そこに至るまでのすこし長い道のりについて書いてあるからです。そこにはパリペキンレコーズ(虹釜がむかしやってたレコ屋)時代に渋谷の路上でライブをやってたコムス(Computer Soup)や、インナーゾーン・オーケストラ(カール・クレイグ)や超絶ミニマルなスティーヴ・ヴィックネルや山梨県白州でのデレク・ベイリー「COMPANY」集団即興キャンプのことや、ダブソニック・ウォリアーのことも出てきます。サウンド・コラージュがなぜ死語になったかということへの迂回も。付録音源はカセット音源メガミックスな“漂音街”。現在進行形のゾンビ・ミュージックの一種へのイントロダクションにして怪文書。謎解きは始まったばかりです。 (虹釜太郎) Format:コピー冊子+音源CD-R Label:- ※虹釜太郎の他アイテムは、コチラから!!!