IEGUTI, Enitokwa, MAYUKo / Kruispunt
Kruispunt 【私】を織りなすプログラム、DNA、情報、【Kruispunt】とは情報と情報のクロスポイント、プログラムたちの交差点、【私】=【Kruispunt】、【私】とは交差点、【私】とはプログラム。【Enitokwa】【MAYUKo】【IEGUTI】、3つのプログラムが時、季節、色、緑、風、星、空、雲、仕事、夜、昼、未来、電車、過去、記憶、抑圧、解放、、、その他もろもろからの影響をうけ、【私たち】が生まれ、【私たち】が同時に奏でた音たちの集合体が音響的に調整され、【Kruispunt】が生まれた。【作曲者】はDNA、【Kruispunt】のひとつの形。 Liner notes まるで、秀逸な自然科学ドキュメンタリーの架空のプログラムの音響効果を聞いているかのような、ディープ・メディテーショナルでイマジナリー幻想的な音の地平がエモーショナルに広がり続けている。直接的だったり喚起させるような音色もメロディは無いものの、そこはかとなく漂う和のエキゾチズムと非常に日本的な四季折々の柔らかで繊細な移ろいまでもがソウルフルに香しく奏でられているようにさえ感じられる。 IEGUTI(PARA)、Enitokwa、MAYUKo(CROSSBRED/SYNTHSISTERS)という関西を代表する名手3人によって深く呼吸するように真摯にインプロヴァイゼーション合奏され調和されていく“シンセサイザーとエレクトロニクスによる空想涅槃トリップ体験”への誘い。サウンドデザインを担当したKABAMIXによる臨場感溢れる音像も素晴らしい。 COMPUMA(SOMETHING ABOUT) Comment 「音楽情報(音という外部記憶ユニット)からデコードされた塩基を組み込んだ複創性生物が通りすがりに奏でるパリンドローム……遺伝子に音楽を!」 佐藤薫(EP-4) 「これが録音されたのって2015年の4月の大阪京都ですが、ぼちぼち無人探査機が冥王星に近づいたとき。音という概念があるかわからない彼の星に、サウンドデザインしてくれと慌てて秘密裏にNASAから依頼された音源がこちらになります。心臓型のクレーターでのライブ音源とのこと。音粒が発光してる、完璧な星の音楽。口開けて最後まで一気に聴いちゃいました。お見事。」 Shhhhh(SUNHOUSE) 「浮かぶ鏡面の立方体のようなものに跳ね返された音の壁が降り注ぐ。 やわらかさと激しさの揺り戻しの中で増幅していく止まらない共鳴。」 オオルタイチ 「どうやら一方通行のようです。なんかトンネルの中のようです。たぶん速度制限は無いようです。とにかく速いです。競い合っているのでしょうか?周りの速さに慣れてくると気付きます。ゆっくり緩やかだったり、むだに揺れながら進んでいたり。やはり競争ではなさそうです。すごく自由です。なぜか規則性も感じます。むこうに光が見えてきました。もしかしたら出口でしょうか?たぶんもうすぐ出れます。ここはスピーカーケーブルの中の周波数の世界。このアルバムを聴くとその中に入れます。」 MTR(CARRE) 「数字と波形の観念から、スルリと抜け出した多面体音楽の出現。 三者の非言語的なセッションには、まるで親戚同士の会話のような優しさがあり。 こういった種の新しいコミニュケーションに、適切な言葉はまだ見つからないが、すこぶる感性が刺激されました。」 CazU-23(TURTLE ISLAND) IEGUTI SHIGEKI 90年代なかばころより花電車、drillmanなどのヘヴィーサイケデリックロックバンドに、シンセサイザー/キーボードプレイヤー、プログラミング、作編曲などで参加。2000年代初めころよりソロ名義での音源製作や、セッションプレイヤーとしての演奏活動を開始。 Jesus Fever、King Brothersなどのアルバムや、数枚のコンピレーションにソロ名義で参加した後、山本精一によって招集されたPARAに参加、現在にいたる。 セッションプレイヤーとしては、FERNANDO KABUSACKI、MARCOS SUZANO、UCND、ダモ鈴木、山本達久、ULU aka Tateyama、大谷能生、佐藤薫、坂田学、Marron、Alejandro Franov、Cesar Franov、伊藤篤宏、石原岳、吉濱翔、Emile(白檀)、MANDOG、楯川陽二郎、豊田奈千甫ら、多彩な面々と即興演奏で共演。2013年、EP-4及びEP-4 unit3に、サポートメンバーとして参加。2011年から2015年にかけ、SUZMENBAに参加。 2014年、Kruispunt名義での諸活動、開始。1970年、京都生まれの水瓶座。 Enitokwa CLASSIC-NEW WAVE-HARD CORE-INDUSTRIALを通過後渡米、90年代初期NYCの音楽文化に触発され活動開始。1994年Space Lab Yellow(eleven)のレーベルにアーティスト兼A&Rとして加わりDJ K.U.D.O aka ARTMANと共に東京Techno黎明期の一端を担う。現在は大阪を拠点にDJ、楽曲制作ともエンターテイメントを極力排除し一人の音楽愛好家として場所、人と無我の共振を深めていくことに音の楽しみを感じている。2015年末〜年始に15年振りのソロアルバムをリリースする。 soundcloud.com/enitokwa MAYUKo CROSSBREDで長期活動中、数多くのセッションライブと多数の音源を残すシンセサイザープレイヤー。 90年代後半ライブ活動開始 17歳年上のメンバーからなるバンドに加入しシンセサイザーを始め 即 日本各地からアメリカへツアーへ出る。フィルタープレイを経て。 2003年10月 15歳からの友達Rie Lambdollとユニット“CROSSBRED”結成。FLOWER OF LIFEをはじめ様々な場で演奏。スペインマドリードでのフェスにも招待される。音源多数リリースされている。 並行し即興セッションやサポート参加も行う。 2007年“SYNTH SISTERS”密かに活動開始。 2010年〜2年間PARAのキーボーディスト西滝太と“PARAPHONE”名義で音源を完売。クラブ 寺院 野外フェスなど50本程のライブを行う。 同年シタール奏者8000(XOYO)、タブラ奏者広本雄二、サウンドデザイナーKABAMIXとによる幻?“COSMOSIGN SESSION”として演奏&DJ COEと共同オーガナイズを行う。 COSMIC LABよりライブ音源がリリースされている。 2013年pulsemanとの音源“LIEBE”をリリース LOS APSON?の年間チャートに入選 東京 神奈川 愛知 大阪 京都 多数ライブを行う。現在も活動。 2014年“SYNTH SISTERS” CD“aube”70年代シンセプログレ感漂う内容 故AUBE中嶋昭文氏へのオマージュ的作品をリリース。 2015年chill mountain主催者Gr○un土の1stアルバムVodunizmに2曲参加。国内外のFMで流れる。 2004〜現在の即興セッションライブ 灰野敬二、一楽儀光(ドラびでお)、山本精一、FERNANDO KABUSACKI、楯川陽二郎(BOREDOMS/花電車)、JOJO広重、Yoshitake EXPE、pulseman、中屋浩一(NASCA CAR)、西滝太(PARA)、和泉希洋志(aSymMedley)、家口成樹(PARA)、ENITOKWA、8000(XOYO)、CazU-23(TURTLE ISLAND)、orhythmo、高山シン(FRAMTID)、DPLMN(DAMAGE)、Gr○un土(chillmountain)、aMadoo、沖至、川崎知(あぶらなぶり/DEEP COUNT)、HELICOID0222MB、PIKA(exあふりらんぽ)、トンチ、NANA(ex日本脳炎/LAB CRY)、青野忠彦(宮武BONES)、呉山夕子(water fai)、Emile(白檀)、豊田奈千甫、テライショウタ(NICE VIEW/Gofish)、村上ゴンゾ(ex LAB CRY) ...more 1. Yudate 2. Natsu to 幻想 3. Haru ni 降臨 4. Time as 333 Sound design by KABAMIX - LMD Design by MATCHY Format:CD Label:-