V.A. / HAITI VODOU - Ritual music from the First Black Republic 1937-1962 Folk Trance Possession
西インド諸島の大アンティル諸島内に位置する共和制国家ハイチの古い音源を、実験映像監督マヤ・デレンがフィールド・レコーディングしたカルト名盤「VOICES OF HAITI」や、パツンパツンの太鼓が弾けるチローロの激音源が収録された、仏フレモー&アソシエ社からの渾身3枚組CDセット!!! しかし、こちらが欲しいと思う音欲求を見透かされているかのような再発仕事に唸らされてしまいます! しぶとくリスニングするための共有念力?何か凄くなってキテないっ!?!? キューバをはじめとするカリブ諸国やニューオリンズの音楽のルーツ、ルートである最初の黒人共和国(1804年独立)ハイチで、1937年から1962年の間に行われた録音の内、フィールド・レコーディングを中心に編集された3枚組CDです。編集は、ジャマイカの同指向の編集盤『ジャマイカ/フォーク・トランス』の編集も手がけている“ドック・レゲエ”ことブルーノ・ブルム。 CD1は、アランローマックスが録音したSP盤とアルミニュウム盤(SPのプレス用原盤?)から録られた素朴なコーラス(太鼓演奏付き)と歌からはじまり、あとは3枚のフォークウェイズ盤から編集されています。イボ・ルーツなどのダンス・ソング、ヴードゥーの呪文歌。皮もの太鼓の演奏、竹を縦に落としながら音を出すパーカッションやララに使用される竹トランペット=バクシーンなどのフィールド・レコーディングが収録されています。 CD2は、ELEKTRAとBAMのアルバムから選曲。前半は太鼓と男性歌手、コーラスの合奏。ドラムの音色から、チローロも参加しているのでは? 中盤は、ギターと小物パーカッションや太鼓やバクシーンをバックに歌う女性歌手。ここまでは、驚くほどポピュラーな演奏で、ショーとして演じられていたものなのではないかと思います。後半は、カーニヴァルなどの音楽を完全フィールド録音で収録。 CD3は、ELEKTRAとPACIFICのアルバムから、ヴードゥーの儀式で演奏〜歌われる音楽を中心に、やはり完全フィールド録音で収録しています。PACIFICの方にはハイチ領でハイチ沖の島トルトゥーガ(トルチュ、ラトーチュ)の音楽も収録されています。 全体を聞いていくうちに、他のカリブの島の音楽と通じるところなども発見出来、このあたりのアフロ系音楽に興味ある方は必須だと思います。32ページブックレット(仏英語)付き。 (AHORA CORPORATION) CD 1 ALUMINUM AND ACETATE DISCS FIELD RECORDINGS 1937-1952 CD 2 MAGNETIC TAPE FIELD RECORDINGS 1953-1960 CD 3 STUDIO & FIELD RECORDINGS 1953-1962 Format:3CD Label:FREMEAUX & ASSOCIES (FRA)