型番 LA-21778 販売価格 2,000円(税込) 在庫数 Sold Out!!!

2022年一発目のロスアプソン店内展示「90's works」を飾る大藏雅彦が主宰したユニットgnu（ヌー）の2009年リリースの5thアルバムのストックが入荷!!!　お見逃しなく！
（山辺）

引き続きツインドラムス、ベース、キーボード、サックスの編成による5作目で現在のところ最終作。アルバムタイトル“Knowns”は「既知のものたち」といった意味の造語。Unknownmixからのリリースで録音はGOKサウンドの近藤祥昭。人力ポリリズムによるジャズの換骨奪胎というテーマはそのままに、手数はより少なく休符と隙間は増大した構造把握の困難な曲が並ぶ。“Midas Touch”はコンダクションによるセミモジュラー構造の即興演奏。“100 or More”は 『管理された偶然性」を取り入れたポリリズムファンクで、100個のあらかじめ決められた和音がオルガンにより自由なタイミングと回数で奏される。この曲と単純な音型からリズムの認識不可能性が極大化していく“Old Faithful”ではコントラバスクラリネットが導入されている。“Old Faithful”のタイトルは史上最速の自転車競技選手のひとりグレアム・オブリーが世界記録を樹立した時に使用した自作自転車の名前から取られている。ダークアンビエント的バラードに理不尽な構造が侵入する“A Kite in the Storm”ではオリヴィエ・メシアンが再び参照され、メンバで唯一メインストリームジャズのバックグラウンドを持つ塚本真一のガース・ハドソンを思わせるオルガンに導かれて始まるトロピカルファンクなタイトル曲“Knowns”（オタクが好きな最終章が’物語全体のタイトルと同じやつ！）はダリウス・ミヨーのアルトサックス協奏曲“Scaramouche”の影響の元に書かれた。
（大藏雅彦）







大蔵雅彦率いる超精密複雑構造バンド、gnu（ヌー）。
2007年の『event』以来となる通算5枚目のアルバムをHEADZ傘下のレーベル、UNKNOWNMIXに移籍して、発売決定!!
録音はGOK SOUNDの近藤祥昭、マスタリングはホースの宇波拓が担当。
今作はポストプロダクション控えめに、録り音を最大限生かす方向にて編集／ミックスは行われており、今まで以上にグルーヴ感は増し、演奏のタイナミズムがストレートに伝わって来る作品となった。
緻密なアンサンブルと複雑な曲構成、耳馴染みの良いキャッチーなフレージングとジャジー／ダビーなリズムが同居する、不思議な音空間。
形骸化したポスト・ロックへのアンチとしても機能するであろう真の意味でのプログレッシヴなインスト・ミュージックがここにある。
（リリースインフォメーションより）

1. midas touch 4:24
2. midas touch pro 2:31
3. 100 or more 9:42
4. wet mockup 8:53
5. old faithful 7:05
6. a kite in the storm 7:50
7. knowns 8:38

Format：CD
Label：UNKNOWNMIX / HEADZ (JP)

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