Jesper Munk / Taped Heart Sounds (国内盤仕様CD)
Taped Heart Sounds feat. The Cassette Heads (new album 2022) by Jesper Munk イェスパー・ムンクはドイツはミュンヘン出身の(ブルーアイド・)シンガー/ソングライター/マルチ奏者。ストリート・ミュージシャンとして活動していたところをスカウトされ2013年にレコード・デビュー、これまでに、ジョン・スペンサーやモッキーがプロデュース参加した『Claim』ほか、3枚のアルバムをドイツ国内でリリース。その独特のヴィンテージ・マナーはジャック・ホワイトやダン・オーバックにもたとえられるなど、ローカル・シーンで確固たる支持を確立しています。 そんなイェスパーの、全曲キラーなカバーで構成された2022年最新アルバム(通算第四作)。オープニングの「Baby」はアリエル・ピンクがデイム・ファンクと共にカバーしリバイバルしたドニー&ジョー・エマーソンのカルト・クラシックス。続くM2「煙が目にしみる」はプラターズでおなじみのオールディーズ定番。ヘヴンリーなコーラス・ワークにただただ悶絶デス。トム・ウェイツ(M3)、ハンク・ウィリアムズ(M4)、エタ・ジェイムズ(M5)、ジャック・ブレル(M6)、リトル・ウォルター(M8)、ビッグ・ビル・ブルーンジー(M11)にJJ・ケイル(M12)などなど、時代を越えたエバーグリーンな名曲の数々を、見事にイェスパー独自のソウルへと昇華しております。「Head In The Clouds」はモッキーのすでに名盤化している15年作『Key Change』から。「Hang Me」は古いフォーク・ソングですがグリズリー・ベアのダニエルも近年ソロでカバー。どの曲もまったりとスロウでレイドバックしていて、柔らかくぬくもりがあり、しかしながらどこまでもディープでソウルフル。目を閉じればふと南部のクロスロードにトリップ、あやうく魂まで持っていかれそうになりますよ。 良質なエレクトロニック音楽の宝庫として知られるドイツのディストリビューター、Wordandsoundが今回の企画のために設立した新レーベル「Billbrook Records」からのリリース。 (calentito) 1. Baby 2. Smoke Gets in Your Eyes 3. All the World is Green 4. I'm So Lonesome I Could Cry 5. I'd Rather Go Blind 6. Amsterdam 7. Head in the Clouds 8. My Babe 9. Naked 10. Hang Me 11. When Did You Leave Heaven 12. End of the Line Format:CD Label:Billbrook / ritmo calentito (JP)