和田晋侍 / 和田ロッカーズが演奏する太秦ヤコペッティ
巨人ゆえにデカイ、DMBQなどで異才を放つドラマー和田晋侍が満を持して放つ新作は、自身が主演・音楽も務める2013年公開映画『太秦ヤコペッティ』サウンドトラックにして、その高い〈硬度〉〈彩度〉をもって新たな音像のあり方を探る意欲的なコンセプト・アルバム! 和田が常日頃尊敬し、信頼を寄せる10人の“ロッカーズ”を集めてつくられた本作は、女性コーラスが美しく歪むテーマ曲、フリーフォーム、疑似ラジオ、ドラムコラージュなど20曲のアブストラクトミュージックによって構成される。映画本編の美しい狂喜を彩った劇中曲・挿入歌の数々は、和田晋侍の根幹といえる“強く光るロック・ミュージック”を感じさせながらも変化・振れ幅に富み、ドラム・プレイだけではない彼の音楽家・コンポーザーとしての才能を感じさせてあまりある。映画のエンディング曲にもなっている盟友DODDODOの「5」を加えた全21曲『WADAROCKERS10 plays UZUMASA JACOPETTI』は、プレイヤー/役者/音楽家がひとりの人間のもとに偶然、そして奇跡的に重なりあう瞬間に響く〈音像〉を完全に記録した、音楽史的に見ても実に稀有な作品である。 (wadarockers archive) 参加ミュージシャン SAX:石原只寛(六万体) CONTRABASS, BASS:稲田誠(PAAP,BRAZIL) MIC:WonJiksoo CHORUS:ゑでゐ鼓雨磨(ゑでぃまぁこん) PIANO:カメイナホコ(三田村管打団?) VOCAL:佐伯真有美(ex.あふりらんぽ ONI) GUITAR:中林キララ(オシリペンペンズ) CLARINE:松永ケイゴ(六万体) SCREAM:マーヤ(キングブラザーズ,N'夙川BOYS) VIOLIN:maayan(indian no echo sign bine no!) DRUMS, SYNTH, GUITAR, MIC, SAMPLER, EFFECT, EDIT:和田晋侍 ENGENEER:稲田誠/林皇志 Format:CD Label:wadarockers archive (JP)